棟広良隆のスペシャル対談ーマイケル・タバート氏＆加藤和宏調教師
15.06.11 - Special Interview
棟広：本日のスペシャル対談は、
ハナズ軍団のマイケル・タバート氏と、
ハナズ軍団を育て上げた加藤和宏調教師です。
お二人とも、宜しくお願いします。
ゲスト：宜しくお願いします。
棟広：さて、加藤先生、
マイケルオーナーとは、
馬主になったばかりからの付き合いだと思いますが、
やはり兄弟のような思いがあるのではないでしょうか？
加藤：マイケルオーナーはカナイシスタッドの金石社長からの紹介でした。
金石社長とは私の同級生で、その縁で紹介していただいたのですよ。
それがこうした馬を預からせて頂くことになり、感慨深いものはあります。
M・タバート：カナイシスタッドの金石社長はハナズゴールを
薦めてくれた京都馬主協会の山上オーナーからの紹介でした。
私自身、縁を大切にしたいとおもっていますし、
加藤先生とは調教師との付き合い方もまだ何も分からないときから、
レース選択や騎手の選定など何でも意見が言い合える関係
というのが大変ありがたいです。
先生は走らない馬は走らないとハッキリ言ってくれますし、
そういったハッキリと話し合える先生に巡り合えることはそうそうないと思うんです。
私自身も、加藤先生あってのものと思っていますよ。
棟広：やはり、ここでも WITH 募集というネーミングにつながりますね。
加藤：良いタイトルだと思っています。
マイケルさんとは二人三脚でやってきたつもりだし、
常に馬に真剣に取り組んできました。
棟広：それがノアノアであり、
ハナズゴールであるということですね。
M・タバート：ノアノアの初勝利から、
重賞を獲るまで時間がかかりませんでした。
それも加藤先生のおかげだと思っています。
加藤：いえいえ、みんなの思いが一つになって、
馬に伝わったのだと思います。
ただ、馬だし、競馬だし、
こうなって欲しいと思っても、
中々簡単にいってくれることはありません。
なのでハナズゴールのチューリップ賞の勝利は、
私そして厩舎スタッフ全員も嬉しかったです。
棟広：わかります、わかります。
マイケルオーナーも本当に喜んでいましたから！
実は私もご一緒させてもらっていたので、
とても嬉しかったですよ。
そんなお二人の関係ですが、
今回初めて広尾サラブレッド倶楽部を通じて募集することになりました。
詳しくはホームページでお伝えしてますので、
説明は省かせてもらいますが、
マイケルさんの世代全ての馬を広尾サラブレッド倶楽部に提供したという流れです。
そして、
ハナズ軍団を育てあげた加藤先生には、
クラブ所属馬ではありますが、
引き続きお預かりいただくことになったと聞いています。
M・タバート：全頭自信をもって提供させていただいた馬です。
クラブ所属馬となるので、
広尾さんのお付き合いがある調教師の方々にも預けることになりましたが、
やはり加藤先生とは WITH しないと、
私ではなくなると思いましたので、
生産馬であり、
オレハマッテルゼの最後の産駒である２頭は、
加藤先生にお願いすることにしました。
棟広：オレハマッテルゼと言えば、
やはりハナズゴール！
それをＧ１馬に導いて下さった加藤先生、
そこが魅力だと思っています。
M・タバート：私もダービースタリオンから競馬を始めた経緯があり、
競馬ファンの方々に少しでもアドバイスが出来ればという思いで、
一般の方々とサラブレッドの共有をすることに決めました。
加藤：そういうことだったんですね？！
M・タバート：一人でも多く、馬主になってもらいたいし、
その夢への道のナビゲーターとしての仕事も私の仕事かなと。。。
棟広：マイケルオーナーはいつもその話をします。
私も彼の背中をおっかけている一人です。
なので今回のこの企画に、
私も乗っています！
加藤：そうなんだ。
一人で馬を持つことは簡単なことではないし、
その準備期間を過ごせるというのは、
非常に良いステップになるし、
そして業界の慣習的なことにも慣れられるというのは、
何よりも馬主道にとってプラスだと思います。
M・タバート：先程、加藤先生が言っていましたが、
馬の世界、色々な想定外なことが起こります。
そこに慣れることは必要ですよね！
加藤：何よりですね。
棟広：それでこそ、勝利した時の喜びが倍増する！ですね。
M・タバート：ですね。
あの瞬間のスリルと達成感を超えるものはないと思っています。
加藤：それが競馬の魅力でもありますよね。
棟広：競馬には神様がいると聞いています。
その神様に好かれることが必要ですからね。
M・タバート：チャーチルダウンズの有名な話だね。
（ケンタッキーダービーの日に二人のエンジェルが舞い降りる。
その二人のエンジェルに好かれた馬だけが勝負に勝てる！）
加藤：でも、本当の話だと感じていますよ。
M・タバート：あの鼻差はなんなんだ？！とかね。
加藤： 運がなかったという言葉で済ませることもあるけど、
それ以上の何かがあるのが競馬であり、
その醍醐味でもあるのではないでしょうか。
棟広： お二人は競馬の神様に好かれた方々ですよね！
それがお二人が築き上げた実績、
そしてハナズ軍団ですね。
そんなお二人と一緒に馬を共有出来る！
最高のことだと思いますよ。
M・タバート：好結果を続けることは大変なことですけど、
やはり相性はあると思いますし、
そして好かれることですね！
加藤： 私も皆様の期待に応えられて、
勝負の神様に好かれるために尽力します。
棟広：そんなチームでサラブレッドが共有出来るのが、
広尾サラブレッド倶楽部の WITH募集！！
マイケルさんと加藤先生の相性は抜群！
そしてオレハマッテルゼを愛すマイケルさん、
オレハマッテルゼを知る加藤先生との
最高のチームメイトを募集中です！
皆さまも馬主道を歩み始めませんか？！
ハナズ軍団のマイケル・タバート氏、
そして加藤先生が王道へと導いてくれます！
広尾サラブレッド倶楽部の WITH募集、
宜しくお願いします！
お二人共、本日はありがとうございました！
M・タバート：最後に一言になりますが、WITH募集については、
馬に合わせたレース選択でプルメリア、インパルス、リベンジ、ノアノア
みたいな楽しみのある馬を走らせたいと思っています。
その中でゴールみたいな怪物を当てたいですね！！
棟広：マイケルオーナーと共に歩むWITH募集。
本当に楽しみですね。本日は、ありがとうございました！
加藤和宏厩舎管理予定の２頭
ハナズワンスモア（募集馬名：ゴールドグレイス'13）
父：オレハマッテルゼ 母父：Lonhro
最新近況
カナイシスタッド在厩。引き続き、ＢＴＣのグラス坂路馬場を中心として、各コースにてハロン１５～１８秒ペースのキャンターを乗り込まれています。馬体重４３２ｋｇ、体高１５５ｃｍ、胸囲１８０ｃｍ、管囲１９ｃｍ（6月初旬測定）
「自身としては着々と馬体が良化しつつありますし、以前に比べれば、精神面もだいぶ大人になってきていますよ。ただ、遅生まれということもあって、まだ所々に幼さを窺わせるのも事実。目下はハロン１５秒ペースを上限としたトレーニングを継続的に行うことにより、さらなる成長を待ちたいと思います」（15.06.05 島崎場長）
「最初は小ぶりに見える馬でしたが、先週見てきた感じでは段々と大きく育ってきており、ちょうど今が変わってきている最中といった印象を受けました。速めを乗り始めたところでソエが出たとはいえ、いざ始動となってから頓挫するよりは、育成段階のうちに出てしまった方が楽ですからね。夏場は基礎体力の強化にあたり、さらなる成長を待ち、秋口のトレセン入厩を目指しましょう」（15.05.08 加藤和調教師）
ハナズレガシー（募集馬名：シャープナー'13）
父：オレハマッテルゼ 母父：スニッツェル
最新近況
カナイシスタッド在厩。引き続き、おもにＢＴＣのグラス坂路馬場にてハロン１５～１８秒ペースのキャンターを乗り込まれています。馬体重４４５ｋｇ、体高１５７ｃｍ、胸囲１８３ｃｍ、管囲１９ｃｍ（6月初旬測定）
「大事を取って、先月一杯は全身をほぐすようなイメージでハロン１５秒ペースを上限としましたが、ほどなく１３－１３程度のスピード調教も取り入れていく予定。数字からも分かるように馬体に成長が見受けられ、ピリッとした気性面も度が過ぎることはなく、全体のコンディションが上向いてきているように思います」（島崎場長）
ハナズ軍団のマイケル・タバート氏と、
ハナズ軍団を育て上げた加藤和宏調教師です。
お二人とも、宜しくお願いします。
ゲスト：宜しくお願いします。
棟広：さて、加藤先生、
マイケルオーナーとは、
馬主になったばかりからの付き合いだと思いますが、
やはり兄弟のような思いがあるのではないでしょうか？
加藤：マイケルオーナーはカナイシスタッドの金石社長からの紹介でした。
金石社長とは私の同級生で、その縁で紹介していただいたのですよ。
それがこうした馬を預からせて頂くことになり、感慨深いものはあります。
M・タバート：カナイシスタッドの金石社長はハナズゴールを
薦めてくれた京都馬主協会の山上オーナーからの紹介でした。
私自身、縁を大切にしたいとおもっていますし、
加藤先生とは調教師との付き合い方もまだ何も分からないときから、
レース選択や騎手の選定など何でも意見が言い合える関係
というのが大変ありがたいです。
先生は走らない馬は走らないとハッキリ言ってくれますし、
そういったハッキリと話し合える先生に巡り合えることはそうそうないと思うんです。
私自身も、加藤先生あってのものと思っていますよ。
棟広：やはり、ここでも WITH 募集というネーミングにつながりますね。
加藤：良いタイトルだと思っています。
マイケルさんとは二人三脚でやってきたつもりだし、
常に馬に真剣に取り組んできました。
棟広：それがノアノアであり、
ハナズゴールであるということですね。
M・タバート：ノアノアの初勝利から、
重賞を獲るまで時間がかかりませんでした。
それも加藤先生のおかげだと思っています。
加藤：いえいえ、みんなの思いが一つになって、
馬に伝わったのだと思います。
ただ、馬だし、競馬だし、
こうなって欲しいと思っても、
中々簡単にいってくれることはありません。
なのでハナズゴールのチューリップ賞の勝利は、
私そして厩舎スタッフ全員も嬉しかったです。
棟広：わかります、わかります。
マイケルオーナーも本当に喜んでいましたから！
実は私もご一緒させてもらっていたので、
とても嬉しかったですよ。
そんなお二人の関係ですが、
今回初めて広尾サラブレッド倶楽部を通じて募集することになりました。
詳しくはホームページでお伝えしてますので、
説明は省かせてもらいますが、
マイケルさんの世代全ての馬を広尾サラブレッド倶楽部に提供したという流れです。
そして、
ハナズ軍団を育てあげた加藤先生には、
クラブ所属馬ではありますが、
引き続きお預かりいただくことになったと聞いています。
M・タバート：全頭自信をもって提供させていただいた馬です。
クラブ所属馬となるので、
広尾さんのお付き合いがある調教師の方々にも預けることになりましたが、
やはり加藤先生とは WITH しないと、
私ではなくなると思いましたので、
生産馬であり、
オレハマッテルゼの最後の産駒である２頭は、
加藤先生にお願いすることにしました。
棟広：オレハマッテルゼと言えば、
やはりハナズゴール！
それをＧ１馬に導いて下さった加藤先生、
そこが魅力だと思っています。
M・タバート：私もダービースタリオンから競馬を始めた経緯があり、
競馬ファンの方々に少しでもアドバイスが出来ればという思いで、
一般の方々とサラブレッドの共有をすることに決めました。
加藤：そういうことだったんですね？！
M・タバート：一人でも多く、馬主になってもらいたいし、
その夢への道のナビゲーターとしての仕事も私の仕事かなと。。。
棟広：マイケルオーナーはいつもその話をします。
私も彼の背中をおっかけている一人です。
なので今回のこの企画に、
私も乗っています！
加藤：そうなんだ。
一人で馬を持つことは簡単なことではないし、
その準備期間を過ごせるというのは、
非常に良いステップになるし、
そして業界の慣習的なことにも慣れられるというのは、
何よりも馬主道にとってプラスだと思います。
M・タバート：先程、加藤先生が言っていましたが、
馬の世界、色々な想定外なことが起こります。
そこに慣れることは必要ですよね！
加藤：何よりですね。
棟広：それでこそ、勝利した時の喜びが倍増する！ですね。
M・タバート：ですね。
あの瞬間のスリルと達成感を超えるものはないと思っています。
加藤：それが競馬の魅力でもありますよね。
棟広：競馬には神様がいると聞いています。
その神様に好かれることが必要ですからね。
M・タバート：チャーチルダウンズの有名な話だね。
（ケンタッキーダービーの日に二人のエンジェルが舞い降りる。
その二人のエンジェルに好かれた馬だけが勝負に勝てる！）
加藤：でも、本当の話だと感じていますよ。
M・タバート：あの鼻差はなんなんだ？！とかね。
加藤： 運がなかったという言葉で済ませることもあるけど、
それ以上の何かがあるのが競馬であり、
その醍醐味でもあるのではないでしょうか。
棟広： お二人は競馬の神様に好かれた方々ですよね！
それがお二人が築き上げた実績、
そしてハナズ軍団ですね。
そんなお二人と一緒に馬を共有出来る！
最高のことだと思いますよ。
M・タバート：好結果を続けることは大変なことですけど、
やはり相性はあると思いますし、
そして好かれることですね！
加藤： 私も皆様の期待に応えられて、
勝負の神様に好かれるために尽力します。
棟広：そんなチームでサラブレッドが共有出来るのが、
広尾サラブレッド倶楽部の WITH募集！！
マイケルさんと加藤先生の相性は抜群！
そしてオレハマッテルゼを愛すマイケルさん、
オレハマッテルゼを知る加藤先生との
最高のチームメイトを募集中です！
皆さまも馬主道を歩み始めませんか？！
ハナズ軍団のマイケル・タバート氏、
そして加藤先生が王道へと導いてくれます！
広尾サラブレッド倶楽部の WITH募集、
宜しくお願いします！
お二人共、本日はありがとうございました！
M・タバート：最後に一言になりますが、WITH募集については、
馬に合わせたレース選択でプルメリア、インパルス、リベンジ、ノアノア
みたいな楽しみのある馬を走らせたいと思っています。
その中でゴールみたいな怪物を当てたいですね！！
棟広：マイケルオーナーと共に歩むWITH募集。
本当に楽しみですね。本日は、ありがとうございました！
加藤和宏厩舎管理予定の２頭
ハナズワンスモア（募集馬名：ゴールドグレイス'13）
父：オレハマッテルゼ 母父：Lonhro
最新近況
カナイシスタッド在厩。引き続き、ＢＴＣのグラス坂路馬場を中心として、各コースにてハロン１５～１８秒ペースのキャンターを乗り込まれています。馬体重４３２ｋｇ、体高１５５ｃｍ、胸囲１８０ｃｍ、管囲１９ｃｍ（6月初旬測定）
「自身としては着々と馬体が良化しつつありますし、以前に比べれば、精神面もだいぶ大人になってきていますよ。ただ、遅生まれということもあって、まだ所々に幼さを窺わせるのも事実。目下はハロン１５秒ペースを上限としたトレーニングを継続的に行うことにより、さらなる成長を待ちたいと思います」（15.06.05 島崎場長）
「最初は小ぶりに見える馬でしたが、先週見てきた感じでは段々と大きく育ってきており、ちょうど今が変わってきている最中といった印象を受けました。速めを乗り始めたところでソエが出たとはいえ、いざ始動となってから頓挫するよりは、育成段階のうちに出てしまった方が楽ですからね。夏場は基礎体力の強化にあたり、さらなる成長を待ち、秋口のトレセン入厩を目指しましょう」（15.05.08 加藤和調教師）
ハナズレガシー（募集馬名：シャープナー'13）
父：オレハマッテルゼ 母父：スニッツェル
最新近況
カナイシスタッド在厩。引き続き、おもにＢＴＣのグラス坂路馬場にてハロン１５～１８秒ペースのキャンターを乗り込まれています。馬体重４４５ｋｇ、体高１５７ｃｍ、胸囲１８３ｃｍ、管囲１９ｃｍ（6月初旬測定）
「大事を取って、先月一杯は全身をほぐすようなイメージでハロン１５秒ペースを上限としましたが、ほどなく１３－１３程度のスピード調教も取り入れていく予定。数字からも分かるように馬体に成長が見受けられ、ピリッとした気性面も度が過ぎることはなく、全体のコンディションが上向いてきているように思います」（島崎場長）
