山田さつき（以下、山田）：こんにちは、山田さつきです。本年より、チーム広尾に参加することになりました。お二人とも、宜しくお願い致します。

小崎憲調教師（以下、小崎師）：山田さん、ご無沙汰です。以前、Med AvenueやHiroo TVの時にお会いしたことがあるので、懐かしいですよ。

 

山田：はい、懐かしいです。久しぶりに広尾っ仔のお話が出来ることも楽しみです。　竹内さんは初めてなので、宜しくお願いします。

 

竹内啓安氏（以下、竹内氏）：宜しくお願いします。以前、広尾さんがやられていたことが懐かしいですね。最初は驚きましたが、斬新的な企画だったとも思っていました。

山田：そうですね、ドラマもそうですが、チャレンジすることが、やはり広尾スピリットなので、これからはドンドン新しいことにチャレンジしていくつもりです。宜しくお願いしますね！

 

小崎氏：明るくなっていいですね。

 

竹内氏：今年の３歳、そして２歳は可能性を秘めた馬が多いので、盛り上げていきましょう。

 

山田：はい、そうしましょう！　さて、本日お二人に来ていただいた理由は、スイートマカロンの２歳牝馬と３月３日の特別募集です。まずは、小崎先生、現在のスイートマカロン'17の近況をお願いします。

 

小崎師：はい。カタログにも掲載されていますが、最初に本馬を見させてもらった時に、「良い馬だ」と感じました。そのイメージのまま順調に調教過程をこなしてくれています。

 

山田：グランソヴァールの半妹ですから、会員の皆様の期待も大きいんですよ。

 

小崎師：そりゃそうですよね。新馬でも詰まらなければ勝っていたと思いますし、２戦目での勝ち方も見事でした。

 

竹内氏：グランソヴァールの父はまさに旬のダンカークですが、本馬は更に一歩先にいく配合がされているんですよ。

 

小崎師：僕もそう思います。馬体的にも見た目がきれいで、本当にバランスが取れている馬です。竹内さんの言う通りに、Lyphardが強く出ているのかもしれませんね。

山田：Lyphardと言えば、マイルのイメージがあるのですが、そこはどうですか？

 

小崎師：マイルと言えば、広尾っ仔のマカハを思い出しますが、本馬はバランスが良い分と、父が天皇賞・秋を勝っているスピルバーグなので、芝を含めて色々と試したいと思っています。

 

竹内氏：スピルバーグもLyphardを重ねた配合となっていて、スピードがあるんですよ。33秒台の脚があったので、そこは間違いないことだと思います。

 

山田：ディープインパクトの孫となりますが、その点についてはどうですか？

 

小崎師：ディープというよりも、母のスイートマカロンが堅実に走る仔を出していることが一番の強みでもあると思います。それに配合冥利があるということなので、期待しかないです。

 

竹内氏：ディープ系のニックスとして有名なのが、Storm Catです。この配合からは、キズナ、リアルスティール、ラキシス、エイシヒカリなど、多くのG1馬が出てきています。でも、私の注目点は、やはり名牝Goofedが６本入っていることです。こういう配合から、爆発力のある馬が産まれる可能性が高いんですよ。

 

山田：凄いですね。小崎先生、責任大きいですね！

 

小崎師：上（グランソヴァール）があれだけ走っているので、その時点で責任を感じていますよ。（笑）

...続く