米山：先生、ご無沙汰してしまっております。
小崎師：本当に時間が空いてしまいましたね。
米山：先生とは、広尾TC設立以来ですからもう１０年以上のお付き合いとなりますね。
小崎師：そうですね、もうそんなになりますよね。
米山：今日は、簡単に二人でキャッツアイの話をさせてもらいたいと思っています。
小崎師：はい、お願いします。
米山：先生とは、歳が近いこともあり、この“キャッツアイ”という名前にも共通点があると思ってるんです。
小崎師：えっ、どんな共通点？
米山：我々の世代、若い時に、美女３人姉妹の少年漫画がありましたよね！
小崎師：そこね、あったあった！
米山：それだけなんですけど、親近感が湧きますね。
小崎師：笑
米山：先生は、どの子が好きでした？
小崎師：もう、あんまり覚えてないですよ！笑
米山：笑 今回、スイートマカロン 2017 牝にこの馬名を付けさせてもらった理由がですね、彼女たちのように声明を出して、重賞を盗んできて欲しいんです！
小崎師：牝馬だしね、笑
米山：恐らく、僕らにとっては刺激的な名作であったとも思うんです。
小崎師：ですね。
米山：そんな願いもあるんです。現状はいかがですか？
小崎師：北海道でとん挫があった分、気持ちと身体のバランスがまだ取れてはいないんですが、個人的には走ってくる馬だと信じているんです。
米山：コンスタントに走る馬を出すスイートマカロンの仔ですからね。
小崎師：お母さんの競馬も観てきて、半兄のグランソヴァールの競馬にも注目してきました。グランソヴァールも、デビューからコンスタントに出走して、しっかりと３歳で２勝しましたもんね。
米山：入厩はいつごろを考えていますか？
小崎師：今は待ってあげる時期だと思っているので、馬の成長優先でと考えています。
米山：父のスピルバーグの初仔は、まだJRAで勝馬を出していないところはどう思いますか？
小崎師：僕は、スピルバーグの仔は注目しているんです。以前にもお伝えたしましたが、セリでも１頭購入しています。キャッツアイに関しては、配合背景が素晴らしいとも聞いているので、スピルバーグの代表馬になって欲しいという気持ちあります。
米山：スピルバーグからのキャッツアイって、映画みたいですよね？！
小崎師：面白いですね！ でも映画のような活躍をして欲しいと思っています。
米山：私も最近血統を良く勉強するようになったのですが、本当に面白い配合だと思っているんです。
小崎師：米さん的には、どこに注目しているんですか？
米山：Lyphardの母 Goofed を６本持っているところですね。ディープインパクト系とLyphardの血はニックスとも聞いています。竹内さんも血統診断でそう説明しています。
https://www.hirootc.jp/sellhorses/view/10064/blood/
小崎師：僕は、Mr. Prospectorの絡みにも注目しています。スピードがある馬は、Mr. Prospectorを持っている馬が多いですからね。
米山：まだ成長過程だと思いますが、何か一つでも輝くところはありますか？
小崎師：前向きで強い気持ちを持っているところですかね。競走馬には不可欠なファクターなので、それゆえに個人的にも期待を持っています。
米山：先生にそう言ってもらえると、ありがたいです。私個人的にも、注目している生産馬の１頭であることと、戦友であります小崎先生に預けることが出来た“キャッツアイ”には大きな活躍をして欲しいと思っています。
小崎師：頑張りますよ。今募集している馬では、２歳馬なので誰よりもデビューが早いですからね。早いデビューを望んでいる会員さんにも、今の今まで募集していることは良いことだと思っています。
米山：キャッツアイ、何度聞いても、馴染み深いんですよ。
小崎師：僕も段々そう思ってきてしまいましたよ、笑
米山：小崎先生とは、マカハを始め、色々な思い出を作ってきたので、ぜひキャッツアイで大きなところを目指したいと思ってるんですよ。
小崎師：もちろんそう思っていますよ。ただ、馬優先で、大事にやっていくこと。そうすれば、キャッツアイも応えてくれると信じています。
米山：私は小崎先生も信じていますよ！
小崎師：僕は、広尾さんとの出会いからの好結果を信じてます！
米山：最後になりますが、会員の皆様に一言いただけますか？
小崎師：キャッツアイという可愛い女の子を、素晴らしい美女なってもらうように育てていきたいと思っています。栗東近郊に到着してから、順調に進めています。このまま順調にいけば、年内には入厩させたいと思っています。個人的にも期待している１頭であることと、広尾さんの会員の皆様とも長いお付き合いでもありますので、キャッツアイ、ご支援お願い致します。
米山：私も一推し続けていきます。今日は、ありがとうございました。
