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野中賢二調教師インタビュー(前編:入厩直前キングオブハーツ!)



スタッフ堀:
本日はお忙しい中、お時間を作っていただきありがとうございます。

野中賢二調教師:よろしくお願いします。



堀:まずは、ドゥーガ(羊ケ丘特別)での200勝達成おめでとうございます。どのようなお気持ちでしたか?

野中:ありがたいですが、まだまだ長いことやっていく中で通過点といった印象です。スタッフが頑張ってくれていて、順調にうまく回すことができた結果だと思っております。

堀:先生のお父様が厩務員であったと記事で見かけましたが、どのような幼少期を過ごされましたか?

野中:父親が厩務員であったので、物心ついたときには馬が周りにいて、私もごく自然にジョッキーを目指して、乗馬して、中3の頃には背も伸びてきたので、馬術に進もうということとなって、自然に高校の馬術部に入って。。。本当に自然な流れです。

堀:厩務員になられてすぐに調教助手になられた理由は何ですか?

野中:お世話になった藤岡範士先生にも乗る方を買ってもらっていたので、すぐに持ち乗りから攻め専をやらせていただきました。

堀:先生は馬術をされていて、それはもう物凄い技術をお持ちであると牧場関係者からお聞きしましたが、馬術を通じて馬について学ばれたことはどのようなことでしょうか。また、それは競走馬の調教においてどのように生かされていらっしゃいますか。

野中:こういう話は尾ひれがついてどんどん大きくなるものですからね。(笑)
高校の馬術部では相当生意気だったと思いますよ。当時、びわこ国体があって、中三の時には中学生では唯一強化選手に指定されていたり、小さいころから馬事公苑に送ってもらったりしていて負けん気も強かったように思います。そうしたこともあったのだと思いますが、馬術部では先輩ともめてしまって途中で辞めているんですよね。

堀:嫉妬をかったりしたということもありそうですね。(笑)

野中:でも、馬術については、馬づくりのベースだと思っています。調教もそこからの応用で、その技術がないと応用がきかない。すべてだと思っています。たとえば、ベースが出来ていないと正しい常歩(なみあし)ができない。常歩(なみあし)は本当に大事で、日本は常歩(なみあし)を軽視していますけど、ヨーロッパではすごい大事にしています。

全日本を勝ってるような人でもドイツに行ったりすると1カ月くらい常歩(なみあし)ばかりさせられるんです。もちろん、正しい常歩(なみあし)を彼らは出来るんだけど、意識として、常歩(なみあし)の重要性を叩き込まれます。

馬術の林忠義選手の息子が、杉谷泰造選手の次と言われているような若手のホープなんですが、その子がドイツのトップ厩舎にいって、常歩(なみあし)から教えられて、プライドが傷つけられるような状態だったんだけど、今では物凄く信頼されて、色々なプロジェクトの責任者として送られるようになっています。本当はオリンピックにもでられるはずだったんだけど、馬が故障してでられなかったんです。



堀:常歩(なみあし)ができるとどのようにいいことがありますか?

野中:馬の基本だし、一番故障のリスクを少なくしながら馬に負担をかけられる運動です。
逍遥道などを人が乗って正しい常歩(なみあし)で歩かせるというのは正しい筋肉をつける基本の運動ですね。走る馬は歩幅が大きい、いい常歩(なみあし)をしますね。

堀:調教助手時代に馬や競馬に学ばれた印象的なことがございましたらお教えください。

野中:藤岡先生のところでは調教に関して(自分の)思った通りにさせていただいて、「ああすればよかった」「こうすればよかった」というのを多く学ばせていただきました。それは任せて頂かなかったら学べなかったことだし、他の厩舎の子たちとも話したりして学んでいました。
あれだけ任せてもらったから結果を出さなくてはダメだし、その分成長させてもらえた思いはあります。

それだけに、(今自分の厩舎においても)任せるということをしようとするのですが、やはり細かく指示をしてしまうし、馬づくりは自分でやらなければいけないけれども人づくりに関しては今でも学びながらやっています。

私は、藤岡先生のところだったからやれたし、そのような人を作っていくという事を学びました。最後は人です。私も藤岡厩舎じゃなかったらかなりの確率で辞めてますね(笑)運といいますか、本当に恵まれています。



堀:野中先生はとても厳しいということでも有名です。

野中:ただの仲良し軍団ではダメだし、やっぱりみんなで馬づくりをする雰囲気が大事だと思います。ただ、馬に関しては厳しいと思いますが、朝出遅れても文句は言わないですね。自分もよく出遅れてましたけど、藤岡先生もそこはかばってくれて。やっぱり藤岡厩舎じゃなければ辞めてますね(笑)(藤岡厩舎は)厩舎の雰囲気はとてもよかったです。人が穏やかでないと馬にとってもよくないですしね。人が財産というか、馬への当たり方ですぐに変わってしまうし、馬に対して一つにまとまっていることが大切で、大中(おおなか)の雰囲気はよくしなくてはいけないです。そうした厩舎づくり、人づくりを学ばせてもらいました。



堀:開業されて今年で9年目になられるかと思いますが、ご苦労された点や開業から心がけていること、逆に開業当時から変わってきたこと、変えたことなどがございましたらお教えください。

野中:心がけてきたのは人づくりですね。変えてきたことは、、、ないですかね。馬に対しては細かく徹底しているし、そのあたりはぶれてないですし、人づくりに対しても常に行っていますし。言い方を変えれば、人づくりを絶えずすることで厩舎は変わり続けているのかもしれません。

堀:馬づくりについてお聞かせください。
失礼ながら、先生の過去の出走馬の脚質を調べておりましたら逃げ馬の勝率が31.4%と突出しておりました。こちらには何か調教方法や指示などで理由がございますでしょうか。

<参考(Targetによる過去9年の集計)>
集計タイトル 脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
逃げ 44-18-11-67/ 140 31.4% 44.3% 52.1% 300 161
先行 74-78-62-291/ 505 14.7% 30.1% 42.4% 107 122
中団 58-52-44-680/ 834 7.0% 13.2% 18.5% 75 61
後方 17-16-22-516/ 571 3.0% 5.8% 9.6% 33 45
マクリ 4-2-6-14/26 15.4% 23.1% 46.2% 96 160

<全体>
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
逃げ 6899-4665-3358- 22114/ 37036 18.6% 31.2% 40.3% 200 141
先行 15957-15829-13851-78682/124319 12.8% 25.6% 36.7% 116 118
中団 9502-11198-13383-155114/189197 5.0% 10.9% 18.0% 58 69
後方 2213-2969-4136-145443/154761 1.4% 3.3% 6.0% 20 29
マクリ 668-570-494-1749/3481 19.2% 35.6% 49.8% 199 165

野中:たぶん、その時は勝負をかけてたんではないですかね。一つ勝たせてあとあと考えたい馬はいけるならばいけという戦法を取っているかもしれません。前に行った馬が普通に有利ですからね。逃げるとよく標的にされると言いますが、(逃げて)自分のペースで勝つ馬が一番強いですから。サイレンススズカとかミホノブルボンですとか。展開になんて左右されないですし、ついて行く馬がいればつぶれますし。そういう馬が強いと思います。

なかなかそういう馬はいないですけれども。いつしかそういった馬を扱ってみたいです。

堀:トウカイトリック、エイシンブルズアイ、カゼノコ、実に様々な条件で活躍する馬を管理されていらっしゃいますが、先生の好きなタイプの馬や若駒を見る際に重視する内容などございましたらお教えください。

野中:逃げて自分のペースで勝てる馬もそうですが、好位で折り合って直線でスパーンと切れる馬がいいですね。一言で言えば強い馬(笑)なかなかそういう馬はいません。ただ、いろいろな個性が馬にはありますからそういう個性を引き出すのが楽しいですし、私どもの仕事だと思っています。

若駒に関しては、第一印象ですね。大事なのは立ち姿からの一歩目です。動きの良さは一歩目に出ます。古馬でも同じです。常歩(なみあし)もだし、角馬場でもその一歩目を見ます。

エイシンフラッシュのそれはすごかったです。めちゃくちゃ走るだろうなと思ったらダービー勝ちましたから。トレセンでもなかなか見ないですけどね。

堀:次に現在所属中の馬、募集中の馬についてお聞かせください。
ドゥオーモにつきましては、勝利をもたらしていただきありがとうございました。入厩前より本馬の能力につきまして高い評価をしていただき、実際にデビュー戦での見事な勝利をもたらしていただきました。本馬のポテンシャルにつきましてはどのようにお考えでしょうか。



野中:やっと何とかですね。これは確実に上まで行きますから。これだけ育成場で色々と出てきたのは申し訳なかったのですが、あそこで勝てたのは奇跡だと思います。

堀:上というとオープンクラスですか?

野中:オープンクラスというよりも重賞クラス。体質だけですね。ただ、あそこで勝ったのはこの馬はもっていると思います。やっぱり馬はなかなか勝てないですから。しかも、あとあと苦労するような馬が、あの一発で既走馬相手に勝つというのは奇跡です。持っている馬というのはこういう感じだと思いますよ。やっぱり素質があっても故障して勝てずに終わることはありますし、勝っているからこそ、素質があるからこそ、ここまで我慢させてもらえるわけですし。

堀:先生の登録頭数も埋めてしまっているわけですが。

野中:全然、そんなんは問題ないですし、これだけの素質馬であればなおさら。今厩舎でも一番期待しているくらいの馬ですしね。馬格もありますしね。

堀:楽しみなお言葉をありがとうございます。
現在の近況では軽い熱発はありましたが、立ち上げを開始しており、ハロン20秒程度のキャンターをこなしております。今後のプランと移動の見通しについてはいかがでしょうか。

野中:よっぽどの何かがない限り、ちょっと早めにこちらにもってきて、9月頭とか中旬には厩舎に入れて手元でやりたいですね。

堀:次に2歳馬、ハイアーラヴ’15(キングオブハーツ)についてお教えください。
現在の近況は下記の通りです。
おもにウォーキングマシン60分、ダク1000mの準備運動後、周回コースと坂路(週6本)を併用し、ハロン17~20秒ペースのキャンター3500mを消化。週2回の15-15を乗り込まれています。
「半マイルからの日は、終いで少し手綱を放し、(3F)42~43秒程度の併せ馬。少しずつ背中を使えるようになってきていますので、これを成長のひとつのバロメーターとして、今後もオーバーワークに気をつけながら、しっかりと鍛えていきましょう。調教師によれば、『今は柔軟性がまだ緩さに出ているが、これから成長が進んでパンとしてくれば、大きな武器にもなりうる』とのことでした」(荒木マネージャー)
馬体重468kg(6月初旬測定)



野中:大分上がってきましたね。遅生まれで馬が緩めの馬だったので時間がかかると思ってましたけど、ここに来てペースが上がってきましたし、何よりも繋ぎとかがすごく柔らかい。
馬は良くなってきているし、綺麗な馬だし。あの繋ぎの長さと柔らかさは独特ですね。化ける可能性があると思いますよ。

堀:ハーツクライ産駒の特徴は出ていますか?

野中:ハーツクライ産駒は脚が曲がっていたりするケースもあるけど、この馬は脚も綺麗ですしね。スピードのあるハーツクライ産駒はいいのではないですかね。

堀:遺伝子検査ではCC型で短距離適性でした。

野中:意外ですね。繋ぎや馬体からは結構距離が持つと思ってました。胴の長さ的に短距離向きかなと思うところもありますが、色々な距離が走れるといいですね。厩舎に入って動きであったり瞬発力であったりを見て距離は判断していきたいと思います。

堀:移動時期、入厩時期の見通しについてはいかがでしょうか。移動となる場合はワンクッションを挟みますか?もしくは直接入厩でしょうか。

野中:順調にいけば9月中ですかね。
入れられるのであれば直接入れます。どこかワンクッション入れると馬を作り直さなくてはいけないと言ったケースもありますので。ただ、馬房の関係で1~2週間ワンクッションおくというケースはあるかと思います。入れてもそのくらいですが、やはり直接ですね。このペースなら9月ですね。

堀:ゲート試験を受けて出すということもありますか?

野中:それはそれぞれの馬の個性ですね。でも、会員の皆さんはゲート試験に合格すると期待するのではないですか?やっぱりそのまま走った方がわくわくしますよね。

そもそもなんですが、今の競馬はゲート試験に焦点を当てすぎている気がしますね。私の考えですとゲート試験なんて自信があれば使う週でもいいくらいです。早い時期から馬を追い詰めていくゲートばかりやって、慌てて試験を受けても、ゲートの中で立ち上がったり、入らないといった馬になってしまう。ちゃんと安心するようにしてあげることが大切で、あとは馬の素質です。出遅れる馬というのはゲートの中の姿勢が悪いし、不安な状態にしているからゲートがしんどくなります。若駒にとっては負担のかかる作業で、人を乗せて狭い中で、いきなり扉が開いてすごい速さを求められるのは運動の中でも一番筋力を使うし、一番背中にも負担かかるし、しかも試験では2回出さなくてはいけない。本当に負担のかかることなんです。そして、かなりの不安を持つ結果となります。そうして早くにやって不安を持つ結果になるくらいであれば、体が出来てからやった方が馬にとってもいいんです。そういった意味でレース直前でもいいくらいだと思います。

試験制度に関しては、2回も出させないでと何回も言っていますが、円滑なレースの施行のためにやっているという建前がありますからね。逃避行動というのはしんどいことや痛いことからの逃避だからゲートも体ができていない状態の馬でやるからよくないんです。馬が不安感を一度持ったら取り除けないですからね。

堀:海外などではゲートボーイを置いて馬を落ち着かせたりします。

野中:アリだと思いますよ。ただでさえ不安がってるのを鞭でぴしぴしやるよりもね。

堀:兄のクレッシェンドラヴは調教で抜群の時計を出しながらステイゴールド産駒特有の気の難しさがあり、なかなかレースで力を発揮できませんでしたが、2月に勝利を挙げ、休み明けの500万条件では脚を余しての2着といい競馬をしております。先生から見て、キングオブハーツとクレッシェンドラヴの違い(走り方や馬体など)はいかがですか。

クレッシェンドラヴのレース
https://www.youtube.com/watch?v=rMdVKBvZleM
クレッシェンドラヴの調教
https://www.youtube.com/watch?v=FIDzJei6arE
美南W 良 6F -79.4-63.5-49.2-36.6-12.6(6) 馬ナリ余力
ゴールドスミス(古500万)強目の内を0.6秒追走同入

野中:おしりの形などは似ていますね。傾斜とか。背中の長さはうちの馬の方が走る長さですね。(笑)馬体のバランスはうちの方がいいのではないかなぁ。クレッシェンドラヴは背中も長いし、胴も長いですね。こう比べてみるとうちのはクレッシェンドラヴよりは短い距離かもしれませんね。どちらかというとクレッシェンドラヴが長距離向きのような気がします。

堀:先生のポリシーとしてきょうだいは気にされますか?

野中:あまり気にしないですが、走らない血統よりは走る血統の方が安心はしますね。ハイアーラヴはいい繁殖のようですね。

キングオブハーツの先月の歩きの動画を見ながら)
https://www.youtube.com/watch?v=ziYcrhJQg3E


動きも柔らかいですし、最初よりしっかりしてきていると思います。球節の沈下が前はきつすぎましたが、歩きの動画をご覧いただくと分かりますが、調教が進んでいくにつれて筋力がしっかりしてきたら球節の沈み込みが少なくなってきました。

キングオブハーツの去年の9月の動画を見ながら)
https://www.youtube.com/watch?v=1SKGFBfhnKU


ちょっと緩いですものね。調教を積んでしっかりしてきたら良さそうだねという話はしてましたが、それがいい方向で成長してきましたね。


キングオブハーツの先月の調教動画を見ながら)
https://www.youtube.com/watch?v=HbrtOLjtgv8




ハーツでスピードがあればいいですからね。スピードはありそうだね。スピードがないと今の競馬は厳しいですね。この前の函館も時計が速すぎたし、ちょっと話は変わりますが、馬場の個性は残しておいて欲しいですよね。(時計がかかると思って)持って行ったのに馬場が速かったら意味がないですから。今年の高松宮記念にしても、その日だけ時計が速くなって、うちのブルズアイも唯一後ろからで伸びていたし、差しが届く普通の馬場だったら勝ち負けもっとしてたんじゃないかなと思うんですけどね。(笑)
話がそれましたが、そういった意味でもスピードはあるに越したことはないですね。

堀:ハーツクライ産駒と言えば、先生の厩舎で言えばトウカイセンスやネヴァーハーツが挙げられますが、本馬に似ている厩舎所属馬はいらっしゃいますか?いなければ似ている馬はいらっしゃいますか?

野中:似ているとなると難しいですね。手元でやってみる中で見えてくることも多いですし。
トウカイセンスも今でこそ短いところで活躍してますが、未勝利は1800mで勝ってますしね。馬の個性に合わせて調教をしていきます。

堀:会員様からも質問をいただいております。
『いつ頃デビューできそうですか?』

野中:9月中旬に入れば、11月くらいですかね。

堀:次の質問にいきます。
『ずばり勝てますか?そしてどのクラスまでいけそうですか?』

野中:勝たせます。勝たせますよ。あとは入ってからの動きですね。

堀:ありがとうございます。次の質問です。
『威圧感ある目付きしてると思います。競走馬にとって、こういう目付きはどうですか?』

野中:かなりいいのではないですか。男前ですね。品もあるし、いい目をしています。こういう馬は好きですね。(育成牧場に入ったころは)遅生まれで華奢でしたが、大きくなっているし、筋力もついてきているし、思ったよりも早く時計出してきているし順調です。いい顔してますよ。

堀:『まだまだ幼い印象を受けますが、万全な態勢でデビューできる時期はいつ頃になりそうですか?持ち味は何でしょうか?』

野中:こうしたどんどん成長してくるタイプの馬は使いながら成長させていき、もっとよくなってくると思います。持ち味はハーツのスピードのあるタイプだと思いますから千八百くらいまで持ってくれるといいですね。

堀:ありがとうございます。本馬にはぜひ大活躍してもらいたいです。
次にエイシンブルズアイの半妹ミスフィアファクター2016についてお聞きします。

野中賢二調教師インタビュー(後編:ミスフィアーファクター'16について)に続きます。

 


<本インタビューの募集馬>
キングオブハーツ(募集馬名:ハイアーラヴ'15)
牡2歳 鹿毛 2015.05.16生 新ひだか産
父:ハーツクライ 母:ハイアーラヴ (母の父:Sadler's Wells)
販売総額 3,000万円 / 総口数 2000口
一口価格 15,000円

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