21.10.15

　坂東牧場在厩。先月下旬より、馬場入りを開始しています。馬体重４３９ｋｇ（10月上旬測定）
「母も育成時の過程でピリッとした面がありましたので、あえて慎重に進めていますが、初期馴致から騎乗馴致へと順調に移行していく中で、より落ち着いてきた印象さえありますね。現在はおもに周回コースにてダク1000ｍ、ハッキングキャンター2400ｍを消化。ブレーキングにより馬体重が減ってしまったとは言えレアケースではなく、それ以外は問題なくきていますよ。今月中には距離を3400ｍまで延ばし、来月に入ってから坂路入りのタイミングを窺っていく予定です」（荒木マネージャー）

21.10.15

　三嶋牧場・西舎共同育成場在厩。現在は、おもに集団での騎乗調教を消化しています。馬体重４５３ｋｇ（10月上旬測定）
「他馬たちと一緒に丸馬場でダクやハッキングを消化中。初期馴致の段階でやや気が小さく敏感なところがありましたので慎重に進めさせてもらっていましたが、乗り出してからはそのようなところも見せず順調にきていますよ。色々な新しい物事に接していく中ですから、ここにきて幾らかお疲れ気味の様子。よってＢＴＣ（軽種馬育成調教センター）入りについては一週間ほどのリフレッシュを挟んだ上で、今月下旬より着手していく予定になっています」（藤井担当）

21.10.15

　シュウジデイファーム在厩。現在は場内にておもにダク1000ｍ、ハッキング2000ｍを消化しています。馬体重４１８ｋｇ（9月下旬測定）
「冬入り前でまだ屋外の馬場が使えますので、ＢＴＣ入りを焦ることなく、まずは場内において慎重に騎乗馴致を継続しています。学びの多い時期だけあって、いくらか神経質になっている部分もあるのかもしれませんが、飼葉喰いなどは、むしろ一頃よりも良くなっている様子。まだまだ成長の余地がありそうですので、これから伸びてくれるものと思われます」（石川代表）
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