2026年2歳馬募集
202407-1
(外)Anasheed' 24
募集開始前
栗東
厩舎予定
1歳 栗毛 2024.02.21生 英国産
父:Baaeed 母:Anasheed (母の父:Frankel)
販売総額 8,100万円 / 総口数 3000口
一口価格 27,000円
血統診断
本馬の配合形式を見ただけで出資したくなる方も多いのではないでしょうか。破竹の10連勝(G1を6連勝)でFrankelの再来と言われ、11戦10勝で引退したBaaeedと、14戦14勝で引退した生きる伝説Frankelの顔合わせです。この両者はその戦績から常に比較され続けています。Frankelは英インターナショナルS(英G1)で初めて10F以上に挑戦しましたが、Baaeedもまた英インターナショナルS(英G1)で初めて10F以上に挑戦。Frankelは2着馬Farhhに7馬身差をつけて圧勝し、Baaeedは2着馬Mishriffに6馬身半の差をつけて圧勝。甲乙つけがたい戦績です。バックボーンも似ていて、Frankelの全弟ノーブルミッションはサンクルー大賞(仏G1)を勝つなど12Fの距離に実績があった馬なのに対し、Baaeedの全兄フクムもKGVI&QES(英G1)を勝つなど12Fに実績がある馬でした。共通点がとても多い両者ですが、Frankelの属するファミリーラインは名門と呼ばれるほどの血筋ではありませんが、Baaeedの属するファミリーラインは名門中の名門で、種牡馬血統とまでいわれているHighclere系です。Highclere系といえば日本でもディープインパクトが大成功を収めていますし、他にもレイデオロアドマイヤミヤビステレンボッシュアーバンシックレガレイラなど多くの活躍馬が出現しているので、とても馴染みのあるファミリーラインです。Frankelは種牡馬としても大成功を収めていますので、普通に考えれば種牡馬血統のBaaeedも種牡馬として大成功を収めると考えられています。

本馬の場合はBaaeed×Frankelという配合ですから信頼度は高いですし、この両雄が顔を合わせるとUrban Seaの牝馬クロスが組み込まれるという利点があり、このUrban Seaの牝馬クロスは既に好結果が出ていて、英ダービー(英G1)を制したMasarが3×4で所有していましたし、パリ大賞(仏G1)を制したオネストが3×3で所有している成功パターンの配合です。本馬のブラックタイプに目を移してみると、伯母にオペラ賞(仏G1)で3着入線のHadaathaがいて、その産駒にナッソーS(英G1)を勝ったAl Husnがいます(本馬の従姉妹)。勢いのある牝系にBaaeed×Frankelというのは胸が躍ります。Baaeedの母AghareedHighclereDinner PartnerGlorious SongMiesqueという日本で馴染みの深い牝系が重ねられているのも魅力的。こういう馬に出資できる機会というのはそんなに巡ってきませんし、広尾サラブレッド倶楽部ならではの募集馬といえます。
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