2026年2歳馬募集
202418-1
ゴッドフロアー' 24
募集開始前
美浦
厩舎予定
1歳 黒鹿毛 2024.03.16生 日高産
父:ファインニードル 母:ゴッドフロアー (母の父:ハーツクライ)
販売総額 2,200万円 / 総口数 2000口
一口価格 11,000円
血統診断
ファインニードルの競走成績は28戦10勝。2017年のセントウルS(G2)で重賞初制覇を果たし、2018年は高松宮記念(G1)、スプリンターズS(G1)の春秋スプリントG1制覇。同一年スプリントG1春秋制覇は1996年フラワーパーク、2001年トロットスター、2009年ローレルゲレイロ、2013年ロードカナロアに続き5頭目。連覇したセントウルS(G2)や、シルクロードS(G3)も勝ち、JRA賞最優秀短距離馬に選出されました。晩成タイプの馬という印象ですが、同一年スプリントG1春秋制覇を達成した上記5頭のうちフラワーパーク以外の4頭は5歳時の春秋制覇ですから、優秀なスプリンターというのは晩成タイプが多いということです。優秀なスプリンターには母系にスタミナが組み込まれています。古くはサクラバクシンオーの母は天皇賞(春)(OP※当時)と有馬記念(OP※当時)に優勝したアンバーシャダイの全妹サクラハゴロモでしたし、タワーオブロンドンの母スノーパインDalakhani×Sadler's Wellsの配合形式を持っています。スタミナ豊富な血統というのは晩成タイプに出ることが多いですから、ファインニードルも母ニードルクラフトMark of Esteem×ロイヤルアカデミーⅡのスタミナ配合を持っていますので、歴代の優秀なスプリンター同様に晩成であったのだと考えられます。種牡馬になってからはシルクロードS(G3)を勝ったエイシンフェンサー、ファンタジーS(G3)を勝ったカルチャーデイ、葵S(G3)を勝ったアブキールベイを送り込んでいます。まだ世代数が少なく、父同様に晩成タイプを送り込む傾向にあるので、真価を発揮するのはこれからでしょう。

ゴッドフロアーは函館2歳S(Jpn3)を勝ったステラリードの3/4同血の半妹で、自身は1600万下まで出世しました。ステラリードは繁殖牝馬として紫苑S(G3)で2着入線のパラスアテナ、クローバー賞(OP)勝馬カイザーノヴァ、京王杯2歳S(G2)を勝ったキングエルメスを送り込んでいます。ゴッドフロアー自身はまだ活躍馬を送り込めていませんが、スプリンターとの配合は初めてであり、ウェルシュステラのスタミナを背景に優秀なスプリンターを送り込んでも不思議ではありません。
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