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水野由加里の募集馬検討会【ステラリード'15編】with竹内啓安氏&棟広良隆氏



9月2日都内某所にて水野由加里さんが司会・進行となり、広報アドバイザーの棟広良隆氏と血統評論家の竹内啓安氏を招いて収録をいたしました「水野由加里の募集馬検討会」の模様をお伝えして参ります。
水野:8頭の中で最も気になるのはこの馬です!

昨年一つ姉のステラバレットを展示会で見た時に私が「足が短いなぁ・・・」と呟いたのを気にされたのか(?)、今回はカタログで本馬とステラバレットの比較写真をつけてくださいました。


今年の募集馬は分かりやすいくらいに脚が長くなってますね(笑)
決して足が短いから嫌だ、という意味では無かったのですが・・・それはそれで愛嬌があると言いますか。

竹内:展示会で短足と言っていましたからね。ミジカリードだって。

水野:その命名は竹内さんですよ!(笑)お姉ちゃんも入厩が近くなっていますし、応援しています!(収録は9/2)

水野:他の馬体面で言いますと本馬は「胴が伸びて、繋ぎが長く、芝の中距離から長距離が向きそう」と古澤さんの評価に挙がっていますね。ただ、まだ産駒が2頭とはいえ全て牝馬。ステラリードの母ウェルシュステラといい、やはりこの血筋は女系なのでしょうか!?不思議なものです。

棟広:骨格としては力強そうなタイプということですが、パワータイプのスタミナ型であれば重い芝で活躍が見込めるのではないかと思われます。ここまで長い距離をこなすかどかはまだ分かりませんが、ちょうどゴッドフロアーが札幌・函館2600mで活躍したようなイメージに近いのではないかと思います。

水野:今回は父がワークフォース!ステラリードがワークフォースの良さを引き出してくれる事を願いますが、配合からはどんな事が言えますか ?

竹内:この前2歳のダリア賞で2番人気になっていたハッピーランランという馬がいるでしょ?あれはおばあちゃんがカタリストだからステラリードのいとこにあたるのですが、父がワークフォースなので本馬とはかなり近い関係といえます。

血統診断でも書いているのですが、本馬の配合はサドラーズウェルズの3×4が特徴なのですが、ハッピーランランもサドラーズウェルズのクロスが3×3で入っていますので、よりスタミナが強調された配合といえるでしょう。

それに加えて、本馬の場合は、サンデーサイレンスとKingmanboのニックスが含まれており、このニックスはローズキングダム、ラブリーデイ、トゥザグローリー、ドゥラメンテ、リオンディーズなどが所有している日本での適応力の高い配合ですので、日本向きのスピードも内包した配合になっていると言えます。

レフィナーダ’15の配合をお勧めさせていただきましたが、本馬の配合も非常に優れたものであると言えます。


棟広:ワークフォース産駒としては、他には先行力があってスタミナもあるクイーンズベストや、時計の掛かる馬場で持続力のある脚を使えるダイワダッチェスが挙げられますね。2014年産駒にも、新馬勝ちのあと札幌2歳Sでトラストの3着となったアドマイヤウイナーなどがいます。

水野:ステラリード’15は尾関知人調教師が管理されることになっていますね! 



棟広:尾関先生は人気厩舎ですし、ゼロカラノキセキも勝利に導いてくださいました。預託先としては文句の付けどころがないのではと思います。(※尾関調教師は2016年10月2日にスプリンターズSを制し、開業8年目でG1トレーナーとなりました。)

竹内:水野さんはステラキャラだからこの仔にも出資するんですよね?(笑)

水野:ステラキャラって。(笑)愛娘の孫ですから応援させていただきたいと思います。美浦に所属することになりますから、個人的にはより身近になった印象があります!

竹内:旦那さんも関わりが深い厩舎ですしね。ぜひ黛騎手でG1を獲ってもらいたいですね!

水野:そうなったらいいですね(笑)


ステラリード'15 牝(父ワークフォース 母父スペシャルウィーク)募集馬詳細ページ


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16.10.13 レフィナーダ'15編
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