2027年2歳馬追加募集(2025年)
202502-1
ズールー' 25
募集開始前
栗東
厩舎予定
当歳 鹿毛 2025.04.22生 浦河産
父:ナダル 母:ズールー (母の父:キングカメハメハ)
販売総額 5,100万円 / 総口数 3000口
一口価格 17,000円
血統診断
昨年2024年の新種牡馬はサートゥルナーリアアドマイヤマーズルヴァンスレーヴタワーオブロンドンモズアスコットシスキンナダルなどがいて、かなり充実していましたが、そんな中、ひと際目を引いたのがナダルでした。6月の新馬戦にはダート戦が殆どありませんので産駒は芝でのデビューとなりましたが、6月8日の函館1000m芝の新馬戦でヒデノブルースカイがデビュー勝ちを収めると、翌6月9日には京都1200m芝の新馬戦でポートデラメールも優勝。翌週6月15日の東京1400mダート新馬戦でもクレーキングが新馬勝ちを飾り、一気に注目度が高くなりました。最終的にはフレッシュマンサイアーランキングでもサートゥルナーリアを抑え1位に輝き、種付け料も1000万円に設定され大人気種牡馬となっています。

ナダルの戦った世代というのは世界中がコロナ禍に陥った2020年で、ケンタッキーダービー(米G1)も秋に延期となり、当初予定していた5月2日にはアーカンソーダービー(米G1)が行われることになります。各地の開催が中止となり、世代屈指の馬たちはこのアーカンソーダービー(米G1)になだれ込みました。あまりにも頭数が多いのでディヴィジョン1とディヴィジョン2に分けられて、ナダルはディヴィジョン2にエントリーしそこを優勝します。この世代は結局誰が一番強かったのか分からない世代ではありましたが、ナダルはその候補の1頭だったのは間違いありません。ナダル産駒の中で2025年9月末現在、最も賞金を稼いでいるのは前出クレーキングクレーキングの配合形式はナダル×キングカメハメハ×アグネスタキオンですが、本馬の配合形式はナダル×キングカメハメハ×ダンスインザダークと類似しています。

ナダルの父母Liableキングカメハメハの父KingmamboMr. Prospector×Northern Dancer×Specialが共通ですし、ナダルの母Ascending AngelにはHis Majestyが入っているため、Kingmambo内のGraustark(=His Majesty)とも呼応しますから、ナダル×キングカメハメハは配合レベルが上がります。牝系はメジロマックイーンを出したメジロアイリス系ですから距離も持ちますし大舞台にも強いので国内外での活躍にも期待が膨らみます。
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