2025年2歳馬追加募集(2023年)
202303-1
ベルミュール' 23
募集中
栗東
厩舎予定
1歳 栗毛 2023.02.06生 浦河産
父:マクフィ 母:ベルミュール (母の父:キングカメハメハ)
販売総額 3,400万円 / 総口数 2000口
一口価格 17,000円
血統診断
本馬の3代母シャンランは重賞勝馬を2頭送り込んでいます。2004年に産んだ本馬の祖母ショウナンタレントがフラワーカップ(G3)を勝ち、翌年2005年に産んだショウナンアルバが共同通信杯(G3)を勝ちました。2008年に産んだショウナンパルフェはデビュー戦でオルフェーヴルと戦い2着に負けるものの、その後は葉牡丹賞を勝ち、青葉賞(G2)で2着入線後に日本ダービー(G1)に出走、オルフェーヴルの6着に入線しています。

シャンランの配合形式はGreat Commotion×Brigadier GerardGreat CommotionはG1を勝っておらず、種牡馬としても成功していませんが、Brigadier Gerardは世紀の名馬で、デビューから15連勝を含む18戦17勝2着1回というほぼ完璧な成績を残しました。負かした相手にはMill ReefRivermanという名馬も多く、Robertoに番狂わせを演じられるまでは無敗をつらぬいていました。しかし、Brigadier Gerardは種牡馬としては成功できず、現在ではLord At Warを通じてウォーエンブレムPioneerof the Nileの血統の中で血を伝えています。後継種牡馬がGeneral(Lord At Warの父)しかいないため、母系の累代配合の中にBrigadier Gerardを持つ馬というのは稀です。シャンランの繁殖成績の良さはこのBrigadier Gerardの存在に起因するのではないかと考えられます。

本馬の母ベルミュールショウナンタレントの初仔で2010年にキングカメハメハ産駒として生まれました。翌年2011年に産まれた全弟エルカミーノレアルは広尾サラブレッド倶楽部で募集され福島2歳S(OP)を勝っています。2018年にマクフィとの間に生まれた ヴァーチャリティは3勝を挙げました。本馬はそのヴァーチャリティと同じマクフィが配されました。ショウナンタレントマクフィの相性の良さは実証済ですのでリスクの低い配合といえます。
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