2026年2歳馬追加募集(2024年)
202404-1
サダムノンノ' 24
募集中
栗東
厩舎予定
1歳 鹿毛 2024.03.05生 浦河産
父:レイデオロ 母:サダムノンノ (母の父:ディープインパクト)
販売総額 3,800万円 / 総口数 2000口
一口価格 19,000円
血統診断
本馬の3代母ニュースヴァリューは1200m~2500mのレンジで活躍したオールラウンダーで、血統的には2冠馬ベガ(G1桜花賞、G1オークス)の半姉というバックボーンを持っています。このアンティックヴァリューの牝系にディープインパクトが配された馬といえばハープスター(G1桜花賞、G1オークス 2着)がいます(ハープスターサダムノンノは同牝系×同種牡馬の関係)。この一族はクラシック戦線を得意にしていて、ベガはダービー馬アドマイヤベガを送り込みました。本馬の配合はこのクラシック戦線を得意にするアンティックヴァリューの牝系をボトムに、ダービー馬ナリタブライアンを送り込んだブライアンズタイム→ダービー馬ディープインパクト→ダービー馬レイデオロというクラシック配合が施されています。

ディープインパクトレイデオロは近親の関係にあり、レイデオロ×ディープインパクトの配合を試みると必ずウインドインハーヘアの牝馬クロス4×3が内包されます。ウインドインハーヘアの牝馬クロスは重厚になる側面もありますが、ディープインパクトを送り込んだ母ですから、嵌った時の破壊力は魅力です。初年度産駒の動きが鈍かったレイデオロですが、成長曲線が緩やかで、早期のデビューには向かず、気性的にもじっくり育てていくアプローチの方が向くタイプです。初年度産駒の世代は取り扱いが分からず、早期デビューを試みた陣営も多く、軌道に乗れなかった印象ですが、今後は活躍馬も豊富に出て来ると思われます。

サダムノンノの弟には、やはりディープインパクト系種牡馬ディープブリランテ産駒のエルトンバローズ(G2毎日王冠、G3ラジオNIKKEI賞)がいて、活力も豊富です。秋デビューからのクラシック戦線というプランが似合うと思います。
プラスビタールスピード遺伝子検査