2027年2歳馬募集
202509-1
シュミラシュミラ' 25
募集開始前
美浦
厩舎予定
1歳 鹿毛 2025.04.06生 新冠産
父:ロードカナロア 母:シュミラシュミラ (母の父:Motivator)
販売総額 5,000万円 / 総口数 2000口
一口価格 25,000円
血統診断
本馬の母シュミラシュミラは凱旋門賞(仏G1)を連覇した名牝Treveの全妹。Treveはキャリア3戦で仏オークス(仏G1)に出走し、従来のレースレコードを2秒以上も短縮して圧勝した怪物牝馬で、4戦全勝で迎えた凱旋門賞(仏G1)ではオルフェーヴルに5馬身差をつけて完勝。翌年の凱旋門賞(仏G1)も制して77年振りとなる牝馬による凱旋門賞連覇を達成しました。凱旋門賞3連覇の達成は成らなかったものの13戦9勝(G1レース6勝)という成績を残して繁殖入り。繁殖牝馬としてはまだ大物を送り込めていませんが、競走時代の疲労が影響していることも考えられ、全妹で不出走の本馬の母シュミラシュミラに血統の継承は託されているともいえます。この一族は怪物を送り込むMargarethen系に属していて、本馬の5代母Trillionは今では考えられないようなローテーションで32戦を消化し繁殖入りしました。特に強烈なのは4歳時にフォワ賞(仏G3)を勝った後に凱旋門賞(仏G1)を使って、凱旋門賞連覇を達成したAllegedの2着に入線、その1週間後にドイツでオイロパ賞(独G1)を使い僅差の3着、さらに中1週でアメリカのターフ・クラシック(米G1)を走りWayaから鼻+首差の3着に入線し、また中1週でワシントンDC国際(米G1)を走って4着入線。約1ヵ月でフランス→ドイツ→アメリカを転戦し強豪牡馬相手に差のないレースを繰り広げました。恐ろしいのは翌年も似たローテーションで13戦を消化しています。通算成績は32戦9勝2着14回というもので、牝馬ながら牝馬限定レースへの出走は少なく、常に一線級の牡馬を相手に戦い抜きました。まともなローテーションを組んでいればG1レースをいくつも手に入れていたであろうTrillionですが、その遺伝子は娘に引き継がれ、彼女の2産駒目のTriptychの通算成績は41戦14勝でG1レースを9勝という素晴らしい活躍をみせ「鉄の女」というニックネームで愛されました。本馬の3代母Trevillariはこの「鉄の女」Triptychの3/4同血馬です。

Treveが牡馬相手にタフに戦っていけたのはこのTrillionTriptychの遺伝子が起因しているのは間違いないと思います。さらに遡るならTrillionの3代母Margueryはアメリカ三冠馬Gallant Foxの全妹という裏付けがあり、鉄の遺伝子が代々引き継がれてTreveまで伝わったと考えてよいと思います。Trillionの7歳下の半妹にはDoff the Derbyがいて、Doff the Derbyは英愛ダービー馬ジェネラスやマイラーズC(G2)を勝ったオースミタイクーンシンコウエルメスを産み、シンコウエルメスが産んだエルメスティアラからは皐月賞馬ディーマジェスティが現れ、同じくシンコウエルメスが産んだスノーパインからはスプリンターズS(G1)勝ち馬タワーオブロンドンが現れました。上記の通り、日本の競馬とも相性の良い牝系ですし、本馬の母父にあたるMotivatorは母の父としてタイトルホルダー(G1菊花賞、G1天皇賞・春、G1宝塚記念)、ソールオリエンス(G1皐月賞)、ヴァンドギャルド(G2富士S)、フィロステファニ(G3アルテミスS)、ステラリア(G1エリザベス女王杯2着)などを送り込んでいます。Motivatorを父に持つ繁殖牝馬は日本には少なく、その数少ない中からも高確率で大物を輩出しています。スケール感の大きなバックボーンを持つ本馬ですから海外志向の強い方にもお勧めと言えます。
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