マイケル・タバート氏の馬見
エンパイアブルー勝利に湧いておりますが、
Twitterなどではマイケル・タバート氏の馬見にも注目が集まっております。
昨年のブログでも紹介しましたが、
エンパイアブルーは、マイケル・タバート氏が一目見て
「走りそう」と言い、実際に出資した馬。
参考記事:ハナズゴールの馬主マイケル・タバート氏がエンパイアブルーに出資!
それを覚えていて下さった方がいらっしゃいまして、
上記のやり取りが行われておりました。
こうした馬見の力は、
所有馬の収支が+という結果の重要なファクターかもしれませんね。
また、マイケル・タバート氏も飾ることなく、走りそう、難しそうと仰るところは
書籍「馬主の一分」や先日のイベントなどでも見られた光景でした。
WITH募集はそういったマイケル・タバート氏と一口を通じて馬を楽しめるところに
面白味があるといっても過言ではありません。
さて、ここで先日のイベントでのマイケル・タバート氏の募集馬に対するコメントを
まとめてご紹介したいと思います。
ハナズレジェンド(募集馬名:ムーンライトゼファー’13) 牡
M・タバート氏:母父のムーンロケットは種馬として購入し、オーストラリアに連れて行った馬。
その産駒に大好きなハーツクライをつけたくてつけたのが本馬。
上のお兄ちゃんのハナズドリームは素質があってものすごく期待していたけれども屈腱炎で調教が出来なかった。
本馬はハーツクライ特有の脚の曲りもないし、やはり期待してしまいます。
すごく楽しみな馬です。
矢作師:マイケルとは長い付き合いだけど、仕事では妥協はしたくなかった。
けれど、2頭見せてもらったハーツクライ産駒のうち、この馬はやりたいと思った。

ハナズレジェンド「疲れを見せることもなく、スピード調教に難なく対応。先日来場した調教師によれば、『あくまでもデビューの目標は秋ですが、ここまで順調にきているようですから、次のステップとして、目の届きやすい栗東近郊へ移動させた上でさらにトレーニングを進めていきたい』とのことでした。早ければ、今月中の移動があるかもしれません」(島崎場長)
ハナズローズ(募集馬名:ジョイフルステージ’13)牝
M・タバート氏:この馬はセリで見かけていいと思った馬。順調に成長しているし、楽しみにしています。
小崎師:母父サンデーサイレンスで父ハービンジャーですから、楽しみですよね。
最初、育成牧場に来たときは小さいかなと思ったけど、育成場で大きく成長しました。
焦らずじっくりと作っていきたい。

ハナズローズ「調教師からも、『現時点で無理を強いることはない』と言われていることですし、これからの本馬の成長に合わせるように進めていければと考えます」(本田広報担当)
ハナズワンスモア(募集馬名:ゴールドグレイス’13)牝
M・タバート氏:母父のロンロはオーストラリアでも随一のスプリンター。それにオレハマッテルゼですから、
物凄くスピードのある馬になることを期待しています。馬体もかなりガッチリとしてスプリンターっぽいですよね。
スプリンター過ぎて800mまでとかにならないといいですが(笑)函館芝1000mなど楽しみです。

ハナズワンスモア「坂路でのスピード調教にも馬なりで対応してくれますし、最初にしては動きも満足いく内容。ここにきて、だいぶ成長が進んできたということでしょう」(島崎場長)
ハナズレガシー(募集馬名:シャープナー’13)牝
M・タバート氏:お母さんはハナズゴールと一緒に3歳の時に購入した馬で、未勝利で終わったんですけど
いい仔を産んでくれました。お母さんも末脚はいいものを持っていましたし、この仔はハナズゴールに似ている
雰囲気があります。楽しみな馬ですね。
お父さんのオレハマッテルゼはスプリンターだと思われているかもしれませんが、もう少し長い距離も持つと思ってるんです。
実際、ハナズゴールの勝利レースは1600mですからね。
オレハマッテルゼが走ると思って種付株も持っていたくらいなのですが、
亡くなったのは残念でした。父の分までこの2頭には走って欲しいです。
(2013年は腰を悪くして種付を中止していたため2014年産は1頭が血統登録するのみ(※)。
2013年産が実質的にラストクロップ)※JBIS調べ

ハナズレガシー「メニューに速めを取り入れた後も、反動なく乗り込めていますよ。ひと頃のような硬さも今は気になりませんし、ここにきて筋肉がついてくると同時に体が引き締まってきた感じ。ずいぶんと競走馬らしくなってきましたね。先日来場した調教師によれば、『この調子で乗り込みを進めておいて』とのこと。前回の馬見の時よりもアピールできたように思われます」(島崎場長)
いかがでしたでしょうか?
イベントでは「中でも一番期待している馬は?」
という答えにくい質問などにも答えておりました。
(回答は「どれも期待ですが、想い入れからハナズレジェンド」)
出資者と一緒に楽しみたいというのがM・タバート氏の趣旨でもありますので、
ご出資をお悩み中の方はTwitterなどでも質問したら答えて頂けるかもしれません
こぼれ話
先日、北海道に馬を見てきた「スタッフやまさん」によると
カナイシスタッドの3頭はBTCの坂路グラス馬場で順調に調教が積まれており、
その走る姿は前回見た時よりも成長著しく、見ごたえがあります。
近日中に更新しますので、楽しみにしていてください。とのことです。
グラス坂路馬場について
グラス坂路馬場はその広大さ故に、ゆったりと上がるだけでも相当な負荷のかかる調教設備となっており、
この設備で調教ができるというのはこの時期のBTCならでは。
グラス坂路馬場は吉澤ステーブルとカナイシスタッドが主に使用しており、
マグナムインパクトの調教などでも今月の初めから取り入れられました。
※JRAHPより
坂路グラス馬場 / 40ha
ゆるやかな勾配(約1~5%)を持つ広大な草原。
勾配を利用することによって、馬の頭頚の前下方への大きな動きと、
後肢の筋腱の鍛錬を促し、力強い推進力を生みます。
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