亡きドゥラメンテと鎬を削ったリアルスティール、産駒のストームハート’22にも期待!!

先⽇のNHKマイルカップは、ドゥラメンテ産駒のシャンパンカラーが初重賞・初G1制覇を飾りましたね。午後から降り出した⾬の影響で、渋った⾺場を苦にする⾺が多い中、豪快に突き抜ける強さは圧巻でした。

そんなシャンパンカラーの⽗ドゥラメンテはここまですでに多くのG1⾺を輩出しており、すでに名種牡⾺の域に達しています。残念ながら21年8月に亡くなってしまいましたが、そんなドゥラメンテと現役の時に何度も好勝負を演じ、後にドバイターフを優勝してG1⾺になったリアルスティールも、現在は種牡⾺として活躍している⼀頭。リアルスティールとドゥラメンテは同世代で共にライバル同⼠。そんな⼆頭が初めて戦ったのが東京で⾏われた共同通信杯。当時はドゥラメンテが1⼈気、リアルスティールが3⼈気でしたが、外から豪快に追い込んでくるドゥラメンテに競り勝ちリアルスティールが優勝、⼀躍クラシック候補に躍り出ました。その後はドゥラメンテがリベンジに成功して、皐⽉賞、ダービーを制して2冠を⼿にしましたが、リアルスティールとドゥラメンテは誰もが認める最強のライバル関係だったと⾔えます。この関係性は今後、⽗として産駒同⼠にも受け継がれていくことになるはず。ドゥラメンテ産駒は22年産駒がラストクロップになりますが、ライバルとして共に走ったリアルスティールには、ドゥラメンテの分まで今後多数の活躍⾺を輩出してほしいですね。

今後の活躍に期待のリアルスティール産駒ですが、広尾サラブレッド倶楽部では、現在ストームハート’22が募集中となっております。特別募集の22年産駒ということもあり、まだ検討中という⽅も多いかとは思いますが、4⽉14⽇の近況報告によると「⾻格、筋⾁量ともに牝⾺にしては⼗分なもの。ひと回り⼤きくなり、最近では男⾺のようにガッチリと⾒せるようになってきた。」とのこと。ここにきての成⻑が著しいようで、今後本格的な育成に進んでもへこたれずにこちらの思い通りにトレーニングを課すことができるはずです。預託予定の⽥中克典調教師によれば、「短期間でずいぶんと逞しくなってきた」と好感触。超が付く良⾎であるリアルスティールの産駒に出資できる貴重なタイミングですので、じっくり考えようと思っている⽅も今のうちに是⾮ご検討ください。

ストームハート’ 22
牝1歳 鹿毛 2022.02.27生 新ひだか産
父:リアルスティール 母:ストームハート (母の父:Uncaptured)
栗東・田中克典厩舎予定

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