血統による馬券戦術における力の発揮所
こんにちは、むねひろ よしたかです。
アタラマ ‘14で広尾サラブレッド倶楽部と初めてのお付き合いとなる清水久詞厩舎のキタサンブラックが天皇賞(春)を制覇しました!
私の格言の一つに『馬は血で走るのではない。脚で走るのだ。』というものがあります。
キタサンブラックの距離面を論議する際に、母父がサクラバクシンオーであることによく触れられました。菊花賞を走る前に、これまでの経験が二四までしかなく三千への距離延長を心配材料として挙げ、その血統背景に注目するのは正論だと思います。
しかし、その菊花賞を制した後のこの天皇賞(春)のジャッジとしてそれを題材にするのはナンセンスです。
そこは、血よりも脚、言い換えればこれまでの実際のレース分析の方がより重要になるのは明らかです。
某スポーツ新聞での記事を読んでちょっと気になったので、取り上げてみました。
誤解していただきたくないのですが、私は何も血統を軽んじているということではありません。
血統による馬券戦術の一番の力の発揮所は、前述のように初めての距離(特に一気の距離延長・距離短縮)や、初ダート・初芝を試される際のジャッジであると強く思います。
初経験となる舞台で新味を見せることが出来るかどうかの判断です。
これまでからの大きな条件変更は、使う側の陣営としても半信半疑の場合が多く、それが見事に嵌ればとんでもない配当の大穴を産むことも珍しくありません。
特に、午前中の下級条件では常に要注意的存在となっています。
『エクイノム・スピード遺伝子検査』についても同様です。レースを使う前の面白い指標の一つであるということには賛同していますが、デビューしてからは実際のレース結果と照らし合わせて方向修正が必要になってくる場合もあると思います。
広尾サラブレッド倶楽部では2013年産馬ではドゥオーモ(T・T型)、2014年産馬が『エクイノム・スピード遺伝子検査』結果を公表しております。こういった楽しみができるのも広尾サラブレッド倶楽部ならではですね!
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