馬々と人間たち

北欧アイスランドの田舎を舞台に、馬と人間の暮らしを描いた映画です。
とある競馬雑誌で映画の存在を知り、事務所近くの映画館で上映している事から、
先日鑑賞してきました。

主役の馬たちは、サラブレッドではなく、アイスランド・ホース。
トルトと呼ばれる独特な歩法で、リズム良く楽しそうに走る姿は、
見ていて微笑ましくなってきました。

一見、普通の速歩（トロット）のようですが、反撞が殆どなく、
鞍上は常歩のような姿勢で騎乗しています。
調べてみると、トロットは「タッタッ」のような２拍子なのに対し、
トルトは「タカタカタカタカ」と４拍子。
速歩に見えて、駆歩に近い脚の着地をしているのであれば、
「速歩なのに速いなぁ」と思えたのも頷けます。

ストーリーは、馬や人間の瞳を通して展開していきます。
馬好きには残酷過ぎてスクリーンから目を背けたくなるシーンもありますが、
エンドロールで、
「この映画の製作にあたり危害を受けた馬はいません」
との文字にホッとすると共に、
リアルさから
「馬を心底理解している人達が作った映画」
という思いを強くしました。

ある意味ディープな内容ですので、
今後も単館で上映されるタイプの映画だとは思いますが、
もし鑑賞できる機会があれば、一度観てみてはいかがでしょうか。

馬々と人間たち公式サイト

閑話休題。

11月25日（火）より、
2014年当歳・2015年2歳馬募集「Premiun H」の申込受付を開始いたします。

「大きな舞台で主演女優になれるように」との思いで名付けられ、
函館２歳Ｓ（Ｇ３）で主演を演じたステラリードの初仔や、
“アルマゲドン”と同様に大ヒットした世紀末映画と同名、
“ディープインパクト”を父にもつ、ミスペンバリー’13や
アスクコマンダー’13など、少数ながらも精鋭馬が揃っております。

ディープインパクト産駒アスクコマンダー’13 牡

「シービスケット」や「セクレタリアト」のように“映画の題材になる位の活躍”
を期待しておりますが、何よりも“みんなの夢をひとつ叶えてくれる…”、
そんな募集馬たちだと確信しております。

週末は是非、募集パンフレットを眺めつつ、
「未来のスターたち」を探してみてはいかがでしょうか。

（スタッフ：やまさん）