今週の出走予定（23日、24日）棟広良隆のレース展望付

レトロクラシック・・・５月２３日（土）東京９Ｒ
カーネーションカップ　芝1800ｍ　松岡正海騎手

季節要因のものとはいえ、
前走の大幅な馬体減り（－１４kg） 。

しかしながら、勝ち馬と差のない7着。

馬体を４７０kg台まで戻した今回は、
長く渋とい脚を存分に活かし 勝利を手繰り寄せます。

【棟広良隆のレース展望】
前走は休み明け緒戦で－14キロという馬体減……。成長して欲しい時期ですし、少なからず堪えたと思います。しかし、0.3秒差に踏ん張り、<７>着という着順ほど負けてはいません。ジックリ間隔を取られて、立て直されました。状態は前走以上と考えて良いでしょう。今回のポイントは、コース替わり。３走前に軽い芝の東京から重い芝の中山へのコース替わりをプラス材料と言いました。それだけに、今回東京へ戻るのは歓迎出来ません。切れ味勝負では分が悪いので、積極的な競馬で渋太さを生かす乗り方が出来るか、ジョッキーに大きく掛かっています。

レトロクラシック-追い切りで跨った感触としては、折り合い、操縦性、仕掛けてからの反応といずれもＯＫでしたよ。(田村助手)

マカハ・・・５月２４日（日）東京１０Ｒ
フリーウェイステークス　芝1400ｍ　浜中俊

前走は最内枠が堪え、出すに出せない競馬。
直線に入った時には勝負が決してしまいました。

その分、馬に疲れはなく、 同じベスト条件の今回。
雨予報にも打ち勝ち、
悲願のオープン入りを果たすと同時に
獲得賞金１億超えを目指します。

【棟広良隆のレース展望】
前走は内枠がアダに……。馬群が固まり、直線外に出すことが出来ずに終わってしまいました。全く競馬をしていないため、レース後すぐに息が上がったという話も聞きました。あれが力ではありません。最も得意にしている東京千四で、自分の力を出せば即巻き返してきます。前走の敗戦で人気を落とすようならば、勝負でしょう。

マカハ-今回はブリンカーを装着して、改めて得意の東京芝1400戦へ。(畑助手)

シャトルアップ・・・５月２４日（土）新潟１１Ｒ
韋駄天ステークス　芝1000ｍ　丸山元気騎手

前走は前につけた結果、最後の脚がなくなって しまいましたが、テンのスピードはこのクラスで やれることを示してくれました。 除外となることもなく、 格上挑戦となる今回。 ５２ｋｇの軽ハンデ、 馬場差のある大外を走れれば チャンスはあるはずです。

【棟広良隆のレース展望】
叩き２走目で適条件を迎えた前走は、相手関係にも恵まれ期待したのですが案外な結果に。これがクラスの壁かと落胆もしましたが、今回はまだ状態面の上積みも期待出来るでしょう。メンバーはグッと強化されますが、ハンデ戦で斤量利は大きいものがあります。軽い斤量が特に有利な条件なだけに、好戦を期待します。

シャトルアップ-位置取りなどを考えると、全体の流れが速くなるのも全てがマイナスとは限らないですからね。開催が進み、すでに外枠天国になっていますので、ここは大外枠でも引いて、５２ｋｇの軽ハンデを存分に活かせればと思っています（黒岩調教師）

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