今年一年ありがとうございました!
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今年も早いもので残り2日となります。
本年の営業は終了させていただきましたが、年末のご挨拶をさせていただければ幸いです。
先週はクリスマスカップをハナズレジェンドが勝利することができました。戸崎騎手はルメール騎手とは一勝差でしたので、単独リーディングにも貢献ができた格好ともなりました。レースは直線で進路を失いかけるも空いた内を、狙い定めて突き抜ける完勝といっていい内容。このクラスが通過点であることを示してくれました。次走は特別登録がされておりますが、年明けの近況で詳しくご報告いたします。
マカハは阪神の坂を鋭く駆け上がり先頭とは0.2差の競馬。落鉄をしていなければという想いも出て参りますが、被されない競馬が出来れば大外を回っても上がり最速のパフォーマンスが出せるわけですから来年も楽しみです。
7着でも出走奨励金が特別ですと7%でますので、1820万×7%+出走手当416,000円=169万円。もっと上位に食い込んで(もちろん勝利も!)賞金を積み上げていただきましょう!
また、ステラバレットも前走より良化した走りを見せてくれました。まだ強い調教をそれほどしていない中ではありますので、キ甲が抜けきるなど成長を待ちながらも、トレーニングを積み勝利に向けて進みます!
さて、2016年、広尾サラブレッド倶楽部としては6勝でございました。
うち3勝はハナズレジェンドが挙げたもの。WITH募集という取り組みが一つの結果として出たことは喜ばしいことではありますが、40口募集馬でございますので、やはり多くの皆様から聞かれるのは400口、2,000口募集馬での結果。
特に今年目立ったのは1番人気での敗退。。。
1番人気は88戦中実に19回。そしてそのうち勝ったのは3回(ハナズレジェンド2回、ゼロカラノキセキ1回)。
期待値が大きいとショックも大きいです。。。
ご出資者の皆様にはやきもきさせてしまい大変申し訳ございません。
しかしながら、期待値が高いレースを迎えることができるということは、きっかけがあれば勝利に繋がるということです。
古馬については、年明け一番手はゼロカラノキセキです。
前走は直線でのロスもありながら最後はグイッと伸びる地力のあるところを見せたレースでした。中央競馬初日で片目を開けてくれることを期待します。
また、エンパイアブルー、レトロクラシック、ドゥオーモと可能性のある走りをしながらも休養していた馬たちが戻ってきます。それぞれがどのような成長を果たしているのか、どのようなレースぶりを見せてくれるのか、見守っていきたいと思います。
デストリーライズも以前のごつごつした歩きが幾分かは改善が見られ500万条件で2着、3着に来ている馬ですからぜひとも夏までには勝利を挙げてもらいたいです。
エルカミーノレアルは笹張り治療を施して春先には復帰。ベイビーティンクは障害レースデビューに向けて練習を積んでおります。
障害レースと言えば、オジュウチョウサンが平場未勝利で3歳終了、1年休養後の障害挑戦も惨敗。しかし、2戦目で2着になるとその後は勝ち星を積み上げ、今年中山グランドJと中山大障害の春秋連覇を達成しました。未勝利馬が一気に2億5千万円もの賞金を獲得。もちろん簡単な道ではありませんが、とても可能性を感じさせてくれるものでした。ゴッドフロアーが中山大障害を駆ける姿、見たかったです。ゴッドフロアーと言えば、騎乗していただいた西谷騎手が出演されているnetkeibaのコラム「西谷誠騎手×高田潤騎手(3)『圧倒的に障害レースは馬券を当てやすい!』」に興味深い障害の調教法が書かれておりました。
話を来年の3歳馬に移しますと、
ディグアップセンスは2戦目で見せた4着がまだ最高着順ですが、小倉か京都の芝レースに向けて年明けには入厩予定と清水調教師からは聞いております。
クレッシェンドラヴは調教でのパフォーマンスは本当に夢を見させてくれるものをもっており、馬のメンタルに関わる課題を解決してあげられれば勝利に近づきます。
ビジューブランシュは状態がピークであった週での除外が本当に痛かったです。休養か適条件への阪神遠征か輸送のない東京デビューかの選択のミス。申し訳ございませんでした。輸送中に下痢となってしまいレースになりませんでした。しかし、厩舎関係者の中での評価は高く必ずや結果を出してくれるものと信じています。
年明けにはブライトメモリーのレースが控え、ディメンシオン、ハニートリップ、コンフォルツァと続きます。どのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみが広がります。
2015年産の来年2歳となる馬たちも初期馴致を終え、周回コースでキャンターをこなすなど順調に進んでおります。
調教メニュー的に調教が進んでいるのは一足先に北海道から千葉のジョイナスファームに移動したウェルシュステラ’15と25~22秒のキャンターをこなしているステラリード’15、最も進んだ組で調教を積んでいるベイビーローズ’15です。
特にウェルシュステラ’15は性格面の素直さ、立派な馬体の割に手先が柔らかく、飼葉もよく食べるため心配な点が見当たらないと好評価。年内には18秒から20秒までは進めていくとのことですので今頃はこなしているかと思います。
一方、馬体面での評価が高いのがレフィナーダ’15、高柳調教師も『順調に体が増え、印象点が高い馬』と11月に引き続き、高評価のコメントを頂戴しました。
また、『背中の感じが良く、走りに柔らかみがある』と評価が上がっているのがハイアーラヴ’15。姉は脚元の問題で調教が積めなかったことが原因でしたし、兄はメンタル面で走りそのもののポテンシャルは非常に高いものを持っていることは証明できているわけですから父がハーツクライとなっている本馬にかかる期待は高まります。
この次の世代にもフェニーチェの初仔やエイシンブルズアイの妹、そしてウェルシュステラの初の牡馬など期待の若駒が牧場を駆けまわっています。
ご期待ください。
サービス面でも充実を図ってまいります。
スマホの割合が高まってきていることからスマホサイトの制作に着手しており、来月再来月にはリリースができるかと思います。
また、以前から会員様からの要望の多かったマイページでの出資馬閲覧など要件を取りまとめております。機能面でのご要望がございましたらお気軽にお問合せよりご連絡ください。こうしたものがあったら面白いというアイデアも大歓迎です。
イベントにつきましても1月末には馬名応募を締め切り、2月には馬名選挙。3月には10周年記念パーティ、4月か5月には育成馬の北海道調教見学ツアーを開催する予定です。(詳細は後日発表)
2017年の広尾っ仔たちの飛躍のために、スタッフ一同更なる努力を重ねることをお約束いたします。
来る年の皆様のご検討とご多幸をお祈り申し上げますと共に、来年もより一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
皆さま、よいお年をお迎えください。
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