北海道募集馬展示会ハイアーラヴ’15コメント
9月18日(日)に行われた北海道募集馬展示会にて、坂東牧場で展示されたハイアーラヴ’15のコメントをご紹介いたします。
短距離適性を見せるスピードタイプのハーツクライ産駒
ハイアーラヴ’ 15 野中賢二厩舎予定
牡1歳 鹿毛 2015.05.16生 新ひだか産
父:ハーツクライ 母:ハイアーラヴ (母の父:Sadler’s Wells)
育成牧場におけるコメント
荒木:まだ若干胴が詰まった体型をしているので体の使い方が完璧ではないですが、一歳の現状でこれだけ動ければ及第点でしょう。
生産者のコメント
木村:2頭(ハイアーラヴ’15とミスペンバリー’15)ともピリッとした性格の馬でして、ハイアーラブ’15は少し背は低めでスピードタイプのジャスタウェイのような印象を受けます。父であるハーツクライの形に似ているでしょうか。
2頭(ミスペンバリー’15とハイアーラヴ’15)とも目を見ていただくとお分かりになると思いますが、いままでのミスペンバリーの産駒よりもかなり性格がきつそうに見うけられます。兄姉も似たような性格だったのですが、今回の産駒も結構強気な性格になりそうな気がしています。
馬体はまだちょっと幼いところを残しております。両馬とも5月の生まれですので仕方ない面はありますが、これから2か月くらいで非常に変わってきそうな気がしております。馬体重はハイアーラヴ’15が420キロとなっております。
血統・配合に関するコメント(一部血統診断から引用)
竹内:ハーツクライは走るかけ合わせが、ヨーロッパの血統に掛け合わせるか、米血に掛け合わせるかの2パターンあります。本日(9/18)の2鞍の2歳新馬戦でハーツクライ産駒が勝利しましたが、いずれもアメリカ血統の肌馬を相手にした配合でした。ヨーロッパの血統の肌馬と配合すれば成長力とスタミナ底力に長けた産駒になります。ワンアンドオンリーやヌーヴォレコルトなどがその例であり、今日新馬戦で勝った2頭は成長力に乏しい可能性もありますが、本馬らは古馬になっても力をつけていくタイプだと思います。
ミスペンバリー’15にも言えるように本馬もサドラーズウェルズを母父にもっております。配合面でハーツクライはSpecialを所有する母と好相性を示していまして、ヌーヴォレコルト(Nureyev)、ワンアンドオンリー(Thatch)、アドマイヤラクティ(Fairy King)、メイショウナルト(Sadler’s Wells)、シュヴァルグラン(Nureyev)、マジックタイム(Sadler’s Wells)、シュンドルボン(Nureyev+Sadler’s Wells)、ツルマルレオン(Nureyev)など活躍馬が豊富で、配合面からも更に信頼度を上げています。
加えて、本馬ハイアーラヴ’15の所属するファミリーは種牡馬血統と呼んでも良いほどに優秀です。In the Wings(BCターフ)、Dubawi(愛国2000ギニー)、ハイライズ(英国ダービー)、Daylami(キングジョージ)、Dalakhani(凱旋門賞)、Lomitas(バーデン大賞)などが出現しています。天才馬産家マルセール・ブサックが育て上げたZariba系と呼ばれる名門牝系です。中でもIn the Wings(BCターフ)と本馬の母ハイアーラヴは3/4同血の関係にあります。In the WingsはHaloの肌との間にシングスピール(ジャパンカップ他)を出しています。本馬もHalo系であるハーツクライが配されており、確実性の高い組み合わせとなっております。
ハイアーラヴ’ 15 野中賢二厩舎予定
牡1歳 鹿毛 2015.05.16生 新ひだか産
父:ハーツクライ 母:ハイアーラヴ (母の父:Sadler’s Wells)
販売総額 3,000万円 / 総口数 2000口
一口価格 15,000円
特典:早期特典(2017年1月迄の出資で12%P還元)、兄姉馬出資会員優待(10%P還元)、複数口出資会員優待(最大30%P還元)、みんなの推しウマ(500P加算)、一括2%値引
【北海道募集馬展示会コメント一覧】
◆ファンタストクラブ内木村牧場育成◆
ビジューミス’15コメント
スイートマカロン’15コメント
◆坂東牧場育成◆
ステラリード’15コメント
◆クローバーファーム育成◆
モンスーンウェディング’15コメント
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