い・な・な・き　～ From Hiroo ～

「競馬の祭典」

第85回東京優駿“日本ダービー”が、東京競馬場で開催されます。

今年は、オープン特別を含む３勝馬が、２頭も除外になるなど、出走するハー
ドルも例年以上に高く、より白熱した一戦が楽しめそうですよね。

さて、今春のクラシック戦線は、すべて一口クラブ所属馬が勝利しており、
ダービーも、皐月賞馬エポカドーロを筆頭に、人気を集めそうなクラブ馬が複
数頭いることから、“春クラシック完全制覇”も夢ではなさそうです。

本来であれば、この18頭にTeam Hirooも名を連ねたかったところですが、残念
ながら今年も参戦することができませんでした。

日本ダービーに、Team Hirooが出走したのは、今から６年前のこと。母ミスペ
ンバリー、父ディープインパクト、旗がなびくような力強い走りと凱旋門賞を
イメージして付けられた“エタンダール”は、新馬戦を１番人気で快勝。６戦
目の山吹賞で逃げ切り勝ちをおさめると、青葉賞(G2)で、日本ダービーの権利
取りに挑戦。2010年から、優先出走権利が３着以内から、２着以内となり、よ
り狭き門となった権利を、10番人気ながらも、フェノーメノの２着となり、悲
願である日本ダービーの切符を手に入れました。

当時、現地でレースを見ていた小生。「もしかしたら、（フェノーメノとの着
差である）この２馬身半先に、日本ダービーのゴールがあるのかなぁ」と、思っ
ていたのを、今でもハッキリと覚えており、それが本番での勝ち馬（ディープブ
リランテ、ハナ差の２着にフェノーメノ）との着差（エタンダールは８位入着）
だったのを、非常に懐かしく思います。

今年の戦いを目に焼き付けつつ、小生は早くも来年のダービーに目を向けたい
ところ。

Team Hiroo２歳馬は、早くも２頭が入厩し、共にゲート試験を合格。もう１頭も
６月上旬に入厩予定と、例年以上に仕上がりが早い様子。

ダービーへ駒を進めるためには、早い段階から初勝利を挙げるのは勿論のこと、
確実に２勝目を挙げ、重賞戦線に挑戦する必要がありそうなだけに、２歳の夏
競馬からデビューができそうなのは、非常に嬉しいところですよね。

“来年こそは！”の思いで、今年の日本ダービー、そして来年へとつながる、
２歳馬戦を楽しみにしたいと思います。

（スタッフ：やまさん）