ユウチェンジとオンザロックスを遠征させた森秀行調教師

こんにちは、むねひろ　よしたかです。
先週土曜日の深夜に行われたドバイワールドＣデーは、日本馬が２勝！！
リアルスティールはクラシックではドゥラメンテに主役を奪われて無冠に終わりましたが、海外で初Ｇ１制覇を飾りました。
矢作調教師の『ダービーを勝った時よりも嬉しい。』と安堵の表情でコメントされていたのは印象的でした。
これまで実に積極的に幾度も海外遠征に挑戦してきた氏。それがまず一つですが、実を結びました。更に大きなレースへの挑戦が楽しみです！！
そのドゥラメンテは、右前の蹄鉄がレース前に外れてしまい、打ち直すことなくレースへ……。このハンデは大きかったと思います。
残念でしたが、その不利を覆しての<２>着は立派な成績だと思います。

また、ＵＡＥダービーを初めて日本馬が制しました。ドバイのダートで勝ったラニは、この後同じ砂質であるケンタッキーダービーにチャレンジするという話。

凄い話になってきました。

それにしても、ラストインパクト・ユウチェンジという人気薄２頭を<３>着に持ってきたモレイラ騎手は、やはりとんでもない手腕の持ち主。
近い将来、世界一の騎手となると思います。

私たち、広尾サラブレッド倶楽部関連で注目すべきは、前述のユウチェンジとオンザロックスを遠征させた森秀行調教師。２頭とも＜３着＞、＜５着＞と日本でいう掲示板を確保し、２０万ドル、6万ドルと賞金を稼ぎました。

このあたりのレース選択の絶妙さが馬主への貢献を信条としている森師ならではですね。ステラバレット（ステラリード’14）の適性もじっくりと見極め活躍をさせてくれることを期待します。

一方、日本では藤田菜七子騎手が浦和で２勝すると、中央場所では木幡巧騎手が中山で２勝。ルーキージョッキーも存在感を示し始めています。
穴を常に狙っている私としては、斤量差のあるハンデ戦は大好きです。

３キロの斤量利というのはかなり大きく感じるだけに、減量騎手にも勿論大きく注目しています。
レースに慣れてきて大胆に乗れるようになってくれば、穴をあけるシーンも頻繁になってきます。注目しましょう。