フェニーチェの甥ブレスジャーニーが東スポ杯2歳Sを勝利!
11月19日(土)に行われた東京スポーツ杯2歳ステークス(G3、芝1800m)で、単勝3.2倍2番人気のブレスジャーニーが勝ちました。
道中は馬群から離れた7番手で追走し、直線入り口で進路を探す場面がありましたが、前が開いてからは鋭い伸び。競り合っていたムーヴザワールド、スワーヴリチャードを外から差し切って完成度の高さを誇示しました。
ブレスジャーニーの3代母はあの有名なダイナカール。エアグルーヴ、アドマイヤグルーヴ、ドゥラメンテ、ルーラーシップ、オレハマッテルゼなど多数の名馬を輩出している名牝系です。
ダイナカールの子、ブレスジャーニーの母母であるエルフィンフェザーの孫世代はサムソンズプライド(プリンシパルSなど)が出世頭でしたが、ブレスジャーニーが初めての重賞勝ち馬。2歳時点で重賞2勝と今のところクラシック戦線の主役級ですから、大舞台での活躍をつい想像してしまいます。
また、これは2016年当歳馬特別募集にて、エルフィンフェザーの孫であるフェニーチェ’16を募集開始した広尾TCにとっても嬉しいニュース。ブレスジャーニーとフェニーチェ’16はいとこの関係にあたり、ますます勢いを増すダイナカール牝系の力に期待せずにはいられません。
フェニーチェはキャリアの中で4勝を挙げ、ダイナカール牝系の中でも上位の実績を持つ繁殖牝馬となりました。ブレスジャーニーの母エルフィンパークは未出走だったので比較は難しいですが、フェニーチェの繁殖能力にも注目が集まることは必至でしょう!
2016年当歳馬特別募集に関しては、こちらのページをご覧ください!
12月8日(木)2016年当歳馬特別募集開始!恒例の販売総額予想コンテスト、締切は11月24日(木)!
https://www.hirootc.jp/blogsystem/post-4266/
また、2着のスワーヴリチャードはハーツクライ産駒。
Northern Dancerノーザンダンサーのクロスが薄いハーツクライ産駒は完成が遅めに出てしまう馬が多く、スワーヴリチャードも毎回スタートで出遅れたり、直線でフラフラしていたようにまだまだトモに緩さが残っています。それでこの活躍ですから、古馬になってどんな馬に完成するのかが非常に楽しみですね。
一方で広尾TCの2017年2歳馬募集にいる2頭は、Northern Dancerノーザンダンサーのクロスが濃く母系からパワーを補完しています。早期からしっかりした筋肉がつき、力一杯のレースが見られるという意味では、ミスペンバリー’15やハイアーラヴ’15の方が上だと推測できます。スワーヴリチャード級のスケールがあれば、2歳時から重賞を勝ちきることも可能でしょう。
ミスペンバリー’15 牡1歳 父:ハーツクライ 母:ミスペンバリー (母の父:Montjeu)の出資はコチラ
ハイアーラヴ’15 牡1歳 父:ハーツクライ 母:ハイアーラヴ (母の父:Sadler’s Wells)の出資はコチラ
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