京都・募集馬検討会開催!古澤秀和氏が選んだコスパNo.1はあの馬

先日11月18日(日)京都にて募集馬検討会が行われました。(会場:ビストロ・タンタシオン(Bistro TENTATION)

30名を超える方にご参加いただきました。誠にありがとうございます。
ゲストには広報アドバイザーでお馴染みの棟広良隆氏、馬体論で著名である古澤秀和氏、そして、パンフレットなどにもご登場いただいております矢作麗さんにご参加いただきました。

(ゲストの皆さんにも席について頂いて会話を楽しんで頂きました。麗さんが後ろ姿ですみません。)

 

古澤秀和氏はパドック予想を信条とされており、netkeibaさんなどでも人気予想家として活躍されております。

今回の募集馬検討会は現在募集中の馬全頭を対象とさせていただきました。
まずご参加された会員様にプレゼンテーションを行っていただき、古澤さんに馬体論の見地からコメントを頂戴し、棟広さん、矢作さんに講評を頂くという流れで進めさせていただきました。

こちらのブログではその時に上がったコメントなどをお伝えできればと思います。

矢作麗さんには会員様のプレゼンテーションを受けて感想を述べて頂きました!優しく包まれるコメントが多く、会全体をまとめて頂きました。

 

古澤秀和氏の馬体論

古澤氏:馬体は馬券を買うときの適性を見極める際に重視しております。前走凡走した馬でも調教の結果変わる場合もありますし、適性を見極めることができれば、コース代わりなどでの激走のチャンスをつかむことができます。仔馬をみて判断することは現役競走馬に比べると難しいのは難しいですが、セールの場や当歳・1歳がどのように変化していくかなど見ておりますので、その際の知見を活かした解説ができればと思います。よろしくお願いいたします。

棟広氏:古澤さんの馬体を見る目は確かで、初戦3.2秒、2戦目4.1秒差で負けていたアドバンスマルスが12番人気で3着に入った時も古澤さんは馬が変わったのを見逃さずそこに本命を入れました。アドバンスマルスが広尾の馬であることも後で知ったくらいで、その場のパドックでの判断だけです。見る目は確かで馬主さんからもセレクトセールの同行を頼まれるほど。本日は楽しんで頂ければと思います。

それでは、募集馬から始めさせていただきます。

ウインアルエット’17 牝 (父エピファネイア)


古澤氏:私は主に繋ぎ(蹄と球関節の間)の角度を見ます。

立っていればダートや深い芝に適性があり、寝ていれば芝や高速馬場に対応しやすいケースが多いです。また、可動域が多い方がクッションとなり、高速馬場に対応しやすいといったケースが見られます。これらを血統と見比べながら見ていく作業となります。

例えば、ウインアルエット’17ですが、父はエピファネイアで、エピファネイア自身は繋ぎは寝ておりました。本馬はどちらかというと立ち気味ですので深めの芝やダートに向いているのではないかと思います。道悪適性などもあるケースが見られそうです。

棟広氏:2年前の桜花賞ではソウルスターリングが断然の一番人気でしたが、彼女は繋ぎが寝気味でしたので、あの時の馬場には合わなかったですね。リスグラシューは立ち気味な繋ぎでしたので逆に道悪でも好走しました。

古澤氏:ウインアルエット’17については、筋肉の質が良いですね。シーザリオが持っていたような筋肉を持っています。脚が長くて、胴も長く、中距離以上で活躍できそうです。脚も骨太なのでダートで良さが生かせそうですが、筋肉の質は芝向きに見えます。前脚は少し怖いところがありますが、注意して進めれば大丈夫かと思います。

 

ミスペンバリー’17 牡 (父ロードカナロア)


古澤氏:ロードカナロア産駒の特徴が出ているように思います。ロードカナロア産駒は全体的に似ている傾向があります。トモが大きく、飛節も引き気味なのが特徴です。繋ぎを見ていると芝向きな印象です。ロードカナロア産駒は自分を出す馬が多いですね。歩きを見ておりましても、しなやかですし、筋肉の質は今は緩いですが鍛えて行けば問題ないと思います。走りそうですね。

距離は結構こなしそうに思います。2000mくらいまでは十分こなせそうです。

 

バートラムガーデン’17 牡 (父ハーツクライ)


古澤氏:脚は骨太にみえる。今は標準より少し小さいくらいですが、成長はしてきそうですね。

 

ゴッドフロアー’18 牡 (父エピファネイア)

古澤氏:飛節は直飛節ですね。エピファネイア自身が直飛節でしたが、直飛節はエネルギーが伝わりやすいというメリットがあります。期待ができると思います。

 

デプロマトウショウ’18 牡 (父オルフェーヴル)


古澤氏:母父のファスリエフはトモの筋肉量が多いです。中身が伴わないケースも多いが本馬は大丈夫そうですね。出資する価値がある馬のように思います。

 

ここからは会員様のプレゼンテーションも交えてご紹介します。

 

レフィナーダ’17 牡 (父カジノドライヴ)

会員様:レフィナーダは函館の4歳500万デビューでした。サウスニアの時代ですが藤澤厩舎ではこのくらいのデビューは当たり前で会員はみんな普通に待っていたのを覚えています。3歳秋未勝利が終わっても4歳デビューでも間に合うだろうというのが常識でした。デビューが遅い馬で有名なのはレディブロンドですが、藤澤厩舎でデビューして5戦してスプリンター4着で引退などしていましたね。今回のレフィナーダ’17はカジノドライヴ×レフィナーダですが、何と言っても牝馬が多いレフィナーダの仔で牡馬生まれであることがおススメです。血統は日高・タイヘイ牧場の至宝モザーティアナで一流の馬がつけられております。この血統は走らないことはないですし、尾関先生も選んで頂いたところを考えてもイイのではないかと思っています。

古澤氏:トモの容量は豊富で力強さもあり、前脚がケガ等に見舞われなければ面白い一頭だと思います。

骨量も多いし、これは牡馬に生まれたメリットかと。ダートの1800mという感じがしています。

棟広氏:エンパイアブルーは私自身1/80もっているのですが、この血統は時間はかかるかもしれないが大物が出てきます。

 

ハイアーラヴ’17 牝 (父オルフェーヴル)


会員様:先月広尾サラブレッド倶楽部に加入しました。サドラーズウェルズを検索して出てきたのがこの馬。数多くあるインターネットの情報の中で出会えたことに縁を感じ、1口出資させていただいている。近況報告を毎回楽しみにしています。悍性が強そうで慎重に進めていくとお聞きするとドキドキしてますが、それ以来、この馬のことを気になって、元気で成長して走って欲しいなぁという想いで楽しませて頂いています。

古澤氏:ぱっと見てもしなやかさもあるように見え、それは牝馬特有のものだと思います。明らかに芝向きで、切れる脚がありそうな印象です。

棟広氏:兄のクレッシェンドラヴのデビュー前調教はG1級でした。2歳時にあの調教はもはやむちゃくちゃです。気性が問題でしたが、レースを覚えたら走ってきましたよね。本馬の課題はその気性を扱えるかどうかだと思っています。馬体的に見ても切れ味がありそうという言葉も古澤さんから頂戴しましたが、木村秀則牧場で長年馬を見ているダミアンさんが、ぷっつんきたときの切れがある走りを褒めているように気性が走る方向に向いたら一発あっても面白いと思います。常に安定した結果が得られないかもしれないですが、当たった時が面白い一頭です。野球で言えば打率2割5分、ホームラン30本の馬ですね(笑)ステゴ系の馬ですから無理させたらダメですよね。分かっていないと打率が下がってしまいます。その点、高柳先生はステゴ産駒の扱いには慣れているようですし、実際シュウジデイファームでも慎重に進めていますからそこは大丈夫そうです。

矢作麗さん:元気に走って欲しいという言葉がグッときました。良いプレゼンだったと思います。

 

ヴェイパー’18 牝 (父キングカメハメハ)


会員様:幸四郎さんが預かるということで、出資を決めました。ティコティコタックが走った時、錦糸町のウインズで他の方から「幸四郎は女子を扱うことがうまい。幸四郎が牝馬を扱うときには気にしなあかん。」という言葉が耳に残ってそこから追いかけていました。そうしましたらメイショウマンボで勝ちまくった。牝馬に強いのだと思います。
広尾サラブレッド倶楽部ではグランソヴァール(牡馬)とカナロアガール(牝馬)と大フィーバー。来年は矢作厩舎2頭の牡馬とウインアルエット’17(牝馬)に出資しています。そして、2018年産はゴッドフロアー’18を牡馬で出資し、追加募集の案内で出会ったのが18年産の牝馬。しかも幸四郎調教師。これはのらなくてはならん!ということで出資させて頂きました。幸四郎調教師に女の子を扱わせたら本当にうまいので推していきたいです。

古澤氏:後肢の力強さ、筋肉の質がいいですね。後ろのバネ感はなかなかのものです。曲飛気味で瞬発力がありそうです。前は少し曲りがありますが、矯正できる範囲ですので問題ないでしょう。

棟広氏:武幸四郎調教師は、騎手時代は背が高すぎて減量の苦しみがあったそうですが、調教師になればその必要がないですからね。調教師として活躍してくれると思います。

 

クリヴィア’17 牝 (父クロフネ)


会員様:素人がみても、父クロフネ、母父トニービン、その母父サンデーサイレンスと血統的に良さそうです。クロフネの牝馬は活躍馬が多い印象ですし、血統通りに走って欲しいと思います!

会員様:写真を見た時、後光が差していた。この馬は走ると思っています。

古澤氏:写真を見ると右前のアンバランスなところが気になるが、直してこれそう。動画で歩きを見るとそうしたところは気にならないので問題はないかと思います。

棟広氏:加藤征弘先生も今回は調教師が選んでおり、自信はあるでしょうし、走らせなあかんという気持ちに期待しています。

 

サクラバーベナ’17 牝 (父ウインバリアシオン)


会員様:乗りに乗っている藤田菜七子騎手。ウインバリアシオンは重賞では勝つものの、G1ではシルバーコレクターで悲しい想いをしていたので、ぜひ産駒にはG1を取って欲しい!

会員様:バートラムガーデン’17で入会しました。サクラバーベナ’17ですが、「あなたの夢は何ですか。私の夢は・・・」という有名な杉本さんのフレーズが競馬にはあります。収支も大事ですが、夢をみることが一口では重要と思っています。みなさんご存じかと思いますが、青森の18歳の少年が青森の馬産地を救いたいという想いでクラウドファンディングを行い、このサクラバーベナにウインバリアシオンがつけられました。残念ながらそのクラウドファンディグは解散という形になりましたが、少年の想いがなかったら生まれなかった馬で、夢のこもった馬です。こうした夢の馬を共有できるなんて、なんてすばらしいかと思ってます。皆さんと夢を見たい。まだ余っているので皆さんと一緒に夢を見させて頂きたい。よろしくお願いいたします。

古澤氏:本馬は筋肉量があって、トモもあって、胴も短く短い距離で活躍できそうなところが特徴的です。(ウインバリアシオンの父である)ハーツクライの産駒は2パターンに分かれます。
芝の長いところで活躍するコンパクトながらも脚が長い馬。
トモの筋肉量があって筋骨隆々の馬。
ウインバリアシオン自身は前者の脚長タイプでしたが、この馬は後者。短い距離でコンスタントに走ってくれそうな印象です。堅実に走って長く活躍してくれそうな印象があります。

棟広氏:ハーツクライ産駒の特徴を押えた、早期デビュー可能とのことで、1200ダートとか、早い時期からデビューして稼いで欲しいですね。

矢作麗さん:私は先日の北海道見学ツアーで実際に本馬に会ってきましたが、写真よりももっと実際のバーベナはすごくかわいくて大人しい馬でした。シルバーコレクターといえば、矢作厩舎でもスーパーホーネットとかリスグラシューがいますが、(他クラブにはなりますが)リスグラシューが苦労の末、金を取れたのは感動しました。また、みんなで夢を追っていくというコンセプトも素晴らしいですね!応援しています。

 

スマイリンアスク’17 牝 (父ワークフォース)


会員様:単純に欲しいと思いました。直感ですが母父のディープが出ている印象があります。あまり人気のないワークフォースですけど、走るワークフォースとして捉えています。

古澤氏:実をいうと、この馬が今回のパンフレット全てをみて、一番気になっていた馬です。繋ぎの角度、後肢、飛節の感じ。ワークフォース産駒ですけど、どちらかというとディープ産駒のイメージです。

私自身が買いたいと思う馬です。

調教が進んでトモの量がもう少し出たらさらにいいですが、成長しそうですし、素軽い感じがします。飛節の伸びもよく、可動域も広い。面白いと思います。

棟広氏:注目は母父ディープですね。父ディープインパクトなら何億なのに、母父なら1600万かと(笑)古澤さんの診断で一番いいのはこれだというのも心強いです。ワークフォースはイメージはあまりよくないかもしれませんが、活躍馬が出てないことはないですし、値段も安いです。カナロアガールのいとこでもある血統。面白いのではないでしょうか。

矢作麗さん:欲しいものを欲しいというのは大事です。古澤さんの馬体診断もよかったので期待したいです!

 

ステラリード’17 牝 (父ルーラーシップ)


会員様:ステラリードの血統的にネイティブダンサーのクロス、アルマームードのクロス、レディアンジェラ、プリンスキロ、ナスルーラ、ミルリーフの血脈がある。血統にお詳しい衣斐さんの理論にあっており、全部入っていていいのではないかと思い出資させて頂きました。追加出資も検討しています。

古澤氏:写真を見るとマイルくらいの印象です。トモ幅、骨量もありますし、ルーラーシップ産駒に代表される馬体をしています。

棟広氏:ステラリードは重賞を勝った馬で子どもにも期待がされます。今まではまだ結果は出てませんが、本馬は木村秀則牧場の木村さんによればこれまでで一番いいとされている。
遺伝子検査はT:T型で、母も恐らくT:Tであったように思いますが、気性面から短い所で活躍しました。馬体の他に気性でも距離適性は関わってきますがトモの筋肉量を活かしたスピードで活躍して欲しいと思います。木村さんのコメントが心強いところです。

矢作麗さん:血統をすごく調べてらっしゃる。一口と言わず3口、5口とご出資くださいね(会場笑)

 

ミスフィアファクター’16(ストームハート) 牝 (父Uncaptured)

古澤氏:馬体を非常に良く見せる馬。撮影用に作ったかと思わせる馬です。短距離の芝で活躍するイメージです。これが舎飼中の馬体とは思えないですね。
見た目は間違いなくいいです。順調にいけば走ってくるのではないかと思います。馬体的には上のクラスまでいける馬ではないかと思います。

棟広氏:広尾の馬体を見れる者によると、初めて来日して見た時に「こんなにいい馬とは思わなかった。」と驚嘆したのを間近に見た覚えがあります。馬体的には走ってきて全くおかしくないです。舎飼しているときの写真でこれです。他のクラブさんではなかなか手に入れることのできない馬。走って欲しいです。

会員様:サンデーの血が入っていないです。母馬出資者特典をこの1口を持つだけで受けられます。将来20口買う際に5%ポイント還元が受けられれば、今の1口分のポイントが入ってくるわけです。こんな条件に乗らない方がいるんですか!?(会場笑)私はもちろん持っています。

 

ラズベリータイム’18 牝 (父ダンカーク)


会員様:非公式動画をアップしている者です。ホリさんがメチャメチャ推していることで、おススメします!(ホリ注:重賞馬ブリッツェンがホリが初めて持った馬で、ラズベリータイムはその妹。ラズベリータイム自身準OPの実力。初仔は広尾で募集し結果は残せませんでしたが、ミトノレインボーの活躍に見られるようにポテンシャルのあるところを発揮。)

古澤氏:体幹がしっかりしている。当歳なので判断は難しいが、歩きもしっかりしている。期待できる。

棟広氏:立ち写真を撮るときもスパッと立ってしっかりしている。当歳はなかなか立てない馬が多い。竹内さんの血統診断を見ているとお分かりになるように、ダンカークとの相性がものすごくいいとのこと。姉ミトノレインボー(父エイシンフラッシュ)は1000万クラスで活躍し、賞金は2500万を超えている。ミトノレインボーも準OPで5000万稼ぐ馬になる可能性もある。そのエイシンフラッシュよりもダンカークと相性がいいということもありますし、種馬としてのダンカークの実績も相まってそれを超えてくる面白い1頭ではないか。

 

レフィナーダ’16(ナグラーダ) 牡 (父ダンカーク)

会員様:シュウジデイファーム時代には大型馬であるスパーブアゲインと一緒に走って比べられてかわいそうに思っていましたが、本馬も馬格がある馬です。林調教師は周囲の方に非常に気を遣う方のようですが、丁寧に馬を見て頂ける方だと思っております。追加出資も検討しており、この仔は走るんじゃないかと思っています。

古澤氏:成長が遅いのは母系の影響ででしょうが、馬体的にもわるくないですし、ダートと芝、どちらかというとダートだが、どちらも走ってきそうです。かき込むような走りはダートの中距離で適性をみせそうです。ただ、動きも硬くもないので芝も走れそうで二刀流の要素を持っています。

棟広氏:先ほども申し上げましたが、レフィナーダは遅いです。ですので、スパーブアゲインとの調教で見劣るのは仕方ないように思います。お父さんのダンカークは3歳1月デビューですから成長力のある血統ですし、成長が遅いのはそれほど悲観するものでもないです。これまでの産駒では脚元に不安があって遅い場合もありましたが、本馬は成長待ちというだけ。成長血統なんで楽しみに待ちたいですね。

矢作麗さん:欲しいという気持ちは大事ですね。林先生は矢作厩舎で研修を積み、私も親交があるので、ぜひ頑張って欲しいと思っています。応援しましょう!

 

スイートマカロン’17 牝 (父スピルバーグ)


会員様:私はミスペンバリー’17を矢作先生が良い馬だというので出資し、クリヴィア’17を加藤調教師が気に入ったという言葉があるように、責任をもって預かる以上はやって頂けるのではないかと思い、出資しました。本馬スイートマカロン’17も小崎先生がカタログで一目見ていい馬というので出資しました。竹内さんの血統解説においてもディープのストームキャットやリファールクロスなど詳しくは血統診断を見て頂ければと思いますが、そこが気に入って出資しています!詳細はカタログを見てください!(笑)

古澤氏:本馬はトモがいいですね。スピルバーグはディープの中ではトモがある方だと思います。バランスは悪くないですね。歩きについてはもう少し力感が欲しいところではありますが、ここは好みの問題です。

棟広氏:本馬は広尾の所縁の血統です。スイートマカロン産駒は初年度産駒デストリーライズから全部出資しています。先日の(本馬の兄)グランソヴァールも強かったですね。ぜひ重賞を勝ってもらいたいと思っています。パワーバンドが脚元の不安に悩まされ未勝利戦で勝ち上がることはできず残念でしたが、馬体自体は素晴らしいもので、脚元の問題がなくなれば走ってくるはずです。そういう馬を出す血統ですから成長にも期待しています。

 

総評

矢作麗さん:今日一日にご一緒させて頂いて、北海道のツアーの時もそうでしたが、広尾の皆さんは仲がいいですよね。初対面なのにすぐに打ち解けて、幸せな空気を感じさせていただきました。今後も矢作厩舎の馬も募集されるでしょうし、もちろん矢作厩舎以外の馬も含めて皆さんご出資頂いて一緒に楽しんでいければと思います。

棟広氏:ありがとうございました。検討会ということで馬体の見地で本日のまとめを古澤さんからお願いします。

古澤氏:先ほども申し上げましたが、馬体の見地から言えば、スマイリンアスク’17、デプロマトウショウ’18が良かったですね。もう1頭あげるとするとオルフェーヴル産駒のハイアーラヴ’18が面白いと思っています。本日はありがとうございました。

 

古澤総評

1位:スマイリンアスク’17
美浦・中舘英二厩舎予定
牝1歳 青鹿毛 2017.03.28生 平取産
父:ワークフォース 母:スマイリンアスク (母の父:ディープインパクト)
販売総額 1,600万円 / 総口数 2000口
一口価格 8,000円

2位:デプロマトウショウ’ 18 (11/30迄即ポチ特典)
栗東・池江泰寿厩舎予定
牡当歳 黒鹿毛 2018.02.20生 浦河産
父:オルフェーヴル 母:デプロマトウショウ (母の父:ファスリエフ)
販売総額 4,180万円 / 総口数 2000口
一口価格 20,900円

3位:ハイアーラヴ’ 17
栗東・高柳大輔厩舎予定
牝1歳 鹿毛 2017.02.21生 新ひだか産
父:オルフェーヴル 母:ハイアーラヴ (母の父:Sadler’s Wells)
販売総額 2,800万円 / 総口数 2000口
一口価格 14,000円

 

後日談:古澤さんは実際にスマイリンアスク’17に20口ご出資頂くこととなりました。(古澤さんの許諾を得ましてアップしております)

 

ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!
ゲストの皆さま、ありがとうございました!

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