デビューはまだ先ですが、非常に楽しみ

こんにちは、むねひろ よしたかです。
先週はディメンシオンが初めて重賞に挑戦して0.2秒差・<5>着。先着を許した4頭は全て直線で内目を突いていただけに、11番という枠順が大きく響きました。それでも、レース振りは決して悪いものではなく、決して合っているとは思えない中山コースも無難にこなす成長を見せてくれました。重賞でもやれるメドが立ったと言っても良いでしょう。ただ、勝ち馬のミスパンテールとは斤量差が3キロもあったことは事実。別定戦になればこの差がなくなりますが、同馬が最も得意にしている軽い芝で長い直線のコースに替われば互角に戦えてもおかしくありません。更なる成長を期待したいと思います。

本日、広尾サラブレッド倶楽部で『残296口』となった募集中のラズベリータイム ’18(父ダンカーク)ですが、同馬の半姉であるミトノレインボーが先週準OPクラスでも0.1秒差・<3>着と好走しました。出走馬中唯一の3歳馬で成長の最も著しい時期に差し掛かっていることも好走要因として挙げられるでしょうが、51キロという軽ハンデが生きたことも大きな後押しになっています。斤量利を得られる場合は、ハンデ戦に出走することは非常に大切であることはこの2例だけからでも分かると思います。レース選択の際には、考慮する価値が大きくあるのは明白です。ハンデ戦・減量騎手は馬券で穴党の私にとっては、大きなキーワードとなる場合も珍しくありません。

ミトノレインボーは順調というか推測以上に好成績を挙げていますし、全姉のマーヴェラスクインは今月の新馬戦で<2>着としており、年明けに初勝利を虎視眈々と狙っています。
また、父であるダンカーク産駒の活躍も目を見張るものがあります。同馬の血統の活性化が目立つ近況。デビューはまだ先ですが、非常に楽しみです!!

今週は、何と言っても有馬記念!!回数を数えてみるともう26回も見ていますが、振り返れば本当に色々な思い出があります。
馬券でガツンと言わした時もあれば、馬人生の中でも上位にランキングするほどの大失敗もこのレースにあります。一喜一憂という言葉だけでは片付けられません。
私の中の史上最強牝馬はダイワスカーレット。2008年のレースを見た際にそう確信したのも、もう10年前です。

当時は古馬であれば、京都大賞典か毎日王冠→天皇賞(秋)→ジャパンC→有馬記念と、ほとんどの馬がこのローテーションで秋はレースに使われていました。
しかし、今年はそれに該当するのはキセキの1頭のみ。ジャパンCからの続戦となる馬も5頭しかいません。G1であっても平気でスキップすることは全く珍しくなくなっています。
今年は最強障害馬で現在11連勝のオジュウチョウサンをはじめ、かなりバラエティーに富んだメンバーとなっているように感じます。しかし、今年も武豊騎手は1番枠を引き当てるとは……。恐ろしい強運ですね!
さぁ、今年も有馬記念に参りましょう!!

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