運気との付き合い方

こんにちは、むねひろ　よしたかです。

先週のコラムでレトロクラシックの勝利が運気を上げ
ると書きましたが、デストリーライズがいきなり続い
てくれましたね！！

大外からの強襲で歓声を浴びるデストリーライズ

走破時計・上がりタイムともに特筆すべきものではな
く、展開の利があったとは思いますが、それでも勝利
は勝利！最後の脚は見守る我々を魅了しました。

このように、こちらに向く“流れ”を引き寄せられるか
どうかが大事なのです。運というのは自分でコントロ
ールすることは大変難しいとは思いますが、そのバイ
オリズムが存在することは確かだと思います。上昇し
ている際は何も考えなくても押せ押せでいけば良いの
ですが、下降している際にはまずその下がっていると
いうことを認めることが最も大切だと思います。その
上で、我慢とそれなりの対処が必要ですね。

馬券作戦上での話になりますが、下降している際（私
で言えば、馬場レベルが完全に読み切れないという場
合も含みます）には、難解な馬券に手を出すのを極力
避け、単勝・複勝のように単純なもので様子を見ます。

また、運を上げる為の手段として“ゲン担ぎ”に拘ると
いう方も多いと思います。これは勝負の世界にはどこ
にでも存在しますが、あまり担ぎ過ぎると身動きが取
れなくなってしまうというのが私の考え。

相撲の世界にもゲン担ぎというのが大いに存在します
が、試合が行われる場所中（５月場所など）は、怪我
に注意して朝の稽古も普段よりも大幅に軽くなります。
稽古に出なかった日にたまたま勝ったことで、ゲン担
ぎのために翌日もわざと出なかったという話をチラッ
と聞いたことがありますが、それはちょっとおかしい
のでは！？と思います。

運を上げることに必死になるのではなく、下がってい
る状態をしっかり把握してそれに向き合うことの方が
大切ですし、身になります。

話が脱線しましたが、今の広尾サラブレッド倶楽部の
運気は昇り調子です！みなさんもその上昇気流に乗っ
てもらえればと思います！