アメリカで３冠馬が誕生！！

こんにちは、むねひろ　よしたかです。

アメリカで、 遂に三冠馬が誕生しました！！1978年
のアファーム ド以来、実に37年振りの歴史的快挙です。

アメリカ の三冠レースは、中１週・中２週という日本
とは全く 異なる非常にタイトなスケジュールで行われ
ています 。

1970年代には３頭も出現。そのセクレタリアト・
シアトルスルー・アファームドは、今の日本競走馬の
血統の礎にも大きく関わってきています。 快挙を達成
したこのアメリカンファラオの今後が楽しみですね！

来年のドバイワールドＣにも出走してくるでしょう。
最近で言えば二冠馬のビッグブラウンを父に持つ馬も
日本で走っていますし、将来は日本にもこの血が入っ
てくるでしょう。

同じく相当キツいローテーションでの連続Ｇ１と言えば
、秋のオーストラリア。 11月の第１火曜日にメルボルン
Ｃが行われますが、その１週前にコーフィールドＣ。

更にその１週前にコックスプレートが組まれています。
こちらは３歳馬限定レースではなく、３歳以上の古馬の
レースなので選んで出走してくる馬がほとんどですが、
全てのレースに出走する馬もいます。

オーストラリアは千二を中心としたスプリンターのレベ
ルが世界的に高い国。
香港やシンガポールとアジア諸国で走っている馬もオセ
アニア出身の馬がほとんどです。 日本に来てＧ１を勝っ
たサイレントウィットネス・ウルトラファンタジー・テ
イクオーバーターゲットなどがみな騸馬なのを疑問に思
われた方もいるでしょう。これはオセアニアで購入され
た際にすぐに騸馬にしてしまうためです。 ただ、スプリ
ンターのレベルが高いのに対して、一年を通じてもっと
も“お祭り”として盛り上がるのは三二も距離のあるメル
ボルンＣです。
昔のメルボルン市長が『11月第１火曜日に仕事をしてい
る人間はバカだ。』と言ったとか。

この広尾サラブレッド倶楽部でＷＩＴＨ募集に関わって
いるマイケル・タバート氏も小学校の頃から毎年しっか
りとレースを見ていたと言っています。

※マイケル・タバート氏と加藤和宏調教師との対談をアップ
しました。まだご覧になっていらっしゃらない方はどうぞ。
→　https://www.hirootc.jp/columnview/view/10029/

日本馬が海外のレースを狙う際は、芝のズバリ長めの距離で
す。長めの距離であれば、芝の適性云々という話は別として
世界レベルに通用するものを既に持っています。

オーストラリアの場合は前述のＧ１を含め、ほとんどのレー
スがハンデ戦。Ｇ１でも斤量差が生じます。

デルタブルース・ポップロックの２頭がメルボルンＣでワン
ツーフィニッシュを決めてから、日本馬はかなり警戒され重
いハンデを強いられるようになりました。しかし、アメリカ
・ヨーロッパでは斤量差はありません。
早ければ来年度から、日本の馬が出走する海外のレースの馬
券も売り出されることになりそうです。こちらも楽しみですね。