先週末の中央競馬勝ち馬

今週のＧ１は東京競馬場で行われるオークス。近年はジェンティルドンナ、アーモンドアイ、ラヴズオンリーユー、デアリングタクトと後々牡馬に負けず劣らずの活躍を見せる名馬が誕生しているレースでもあります。

そのオークスの第１回目の優勝馬はアステリモア。今では珍しい秋田県生まれというサラブレッドで、第3回東京優駿大競走（日本ダービー）に優勝したフレーモアの全妹という血統馬でした。

開催が1938年と今から80年以上前にはなりますが、当時は阪神優駿牝馬というレース名で11月23日と秋に開催されており、現在とは大分条件が異なっていて、阪神（鳴尾競馬場）の2700ｍという距離でした。

第７回目以降はレース名が優駿牝馬となり、条件も東京の2400ｍとなったものの、開催時期は秋のまま。開催時期が現在同様5月に変更されたのは第14回目からでした。

勝ち時計の詰まり方も急ピッチで、第７回目の優勝馬ミツマサの勝ちタイムが2:46 2/5、第14回目の優勝馬ジツホマレのが2:36 3/5と7年で約10秒も時計を詰めていることになります。

その後、第28回目にはヤマピツトが2分30秒の壁を突破して、2:29.6を記録と着実にタイムが短縮されてきています。

そして、第80回目にはラヴスオンリーユーが2:22.8とオークスレコードを記録と、馬場状態が一律という訳ではないにしても、時計面からもサラブレッドのレベルアップも急ピッチで進んでいることが分かります。

東京は梅雨入り前ではあるものの、実際には梅雨のような天候ですし、馬場状態も気になるところですが、今週末の予報は今のところ晴れようですからね。先週末同様、好時計も期待できるかもしれません。

今年は無敗の白毛馬が樫の女王に輝き2冠馬となるのかどうかという点も注目となりそうですし、もちろん、勝ち時計にも注目したいと思います。

今週末はチーム広尾からの出走はございませんが、いよいよ来週末は競馬の祭典ダービーが同じく東京競馬場で開催されます。

今年は有観客での開催となりそうですし、今から少し気が早いのですが、幸運にも抽選に通った方は、バスラットレオンの勇姿を目に焼き付けていただければと思います。

先週末の中央競馬の勝ち馬（重賞は３着まで）のうち、19年産、20年産の募集馬の父（種牡馬）の産駒の活躍について調べてみました。ご参考になりましたら幸いです。

◆エイシンフラッシュ・・・レトロクラシック’19（※満口）
ミリタリータンゴ（牡3）　5/16　中京4R　3歳未勝利　芝2000ｍ　1着

◆キズナ・・・ミスペンバリー’19（※満口）
シバノトロフェオ（牡3）　5/16　東京3R　3歳未勝利　ダ2100ｍ　1着

◆キングカメハメハ・・・サティアナ’１9（※満口）
レッドロムルス（牡3）　5/15　新潟4R　3歳未勝利　ダ1200ｍ　1着
ヘライア（牝4）　5/16　東京6R　4歳以上1勝クラス　ダ1600ｍ　1着
アオイクレアトール（牡4）　5/16　東京8R　4歳以上2勝クラス　芝1600ｍ　1着
ゴルトベルク（牝4）　5/16　東京9R　テレ玉杯（4歳以上2勝クラス）　芝1800ｍ　1着

◆ダノンレジェンド・・・アラマサクロフネ’19（※満口）
コモレビキラリ（牝3）　5/15　東京6R　3歳1勝クラス　ダ1400ｍ　1着

◆マジェスティックウォリアー・・・ゼロカラノキセキ’19（※満口）、レフィナーダ’19（※残240口）, ミンティエアー’20（※募集中）
テイエムマジック（牡3）　5/15　新潟10R　わらび賞（3歳1勝クラス）　ダ1800ｍ　1着

◆ロードカナロア・・・ステラリード’19（※満口）、キョウエイカルラ’20（※満口）
フロスティクォーツ（牡3）　5/15　東京4R　3歳未勝利　芝1400ｍ　1着
カイザーミノル（牡5）　5/15　東京11R　京王杯スプリングカップ（G2）　芝1400ｍ　3着
サンキューユウガ（牡5）　5/16　中京12R　4歳以上2勝クラス　芝1200ｍ　1着
ベイサイドブルー（牡4）　5/16　新潟8R　4歳以上1勝クラス　ダ1800ｍ　1着

父マジェスティックウォリアー産駒のハンディーズピークが２歳コースレコードで新馬勝ち。
年明けに早くも２勝目を挙げる。サンライズホープが４勝目を挙げてＯＰ入り！
レフィナーダ’19【残240口】
父:マジェスティックウォリアー 母:レフィナーダ （母の父:サンデーサイレンス）
牝２歳 黒鹿毛 2019.05.22生 新ひだか産
美浦・高柳瑞樹厩舎予定