『激走レンジ＜range＞』の考え方

こんにちは、むねひろ　よしたかです。

マグナムインパクトが残念ながら、右前浅屈腱炎の発症によって抹消の運びに……。
力を持っていることはデビュー戦の内容からも分かっていただけに、復帰を非常に楽しみにしていました……。
元々デビュー前から脚元が課題ということは分かっていた同馬。それだけに、デビュー戦はダートを選択されるなど細心の注意を払われながらのこの出来事には、無念と言わざると得ません。ただ、競走馬にはこのような故障と常に隣り合わせにいるのもまた事実です。悔しいですが、特に父母ともに同じ全妹であるディメンシオンにこの鬱憤を晴らしてもらいたいと思います！！

兄の分まで活躍が期待されるディメンシオン

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ラニはアメリカ最後のクラシックレースであるベルモントＳで僅差の<３>着入線。
優勝という偉業には届かなかったものの、アメリカ３冠レース全てに出走し、順を一戦毎に上げていった結果には称賛に値すると思います。

イギリスのプリンスオブウェールズＳに出走したエイシンヒカリは６頭立ての<６>着に敗れました。
前走のイスパーン賞を道悪で圧勝したとはいえ、道悪が同馬にプラスに働くことはありません。このレースで14馬身も千切っていた馬に逆転された原因は、馬場に尽きます。
大雨で相当酷い馬場レベルだったようで、それが応えたというのが一番の敗因でしょう。
このように、競走馬にとっては馬場というのは最重要要素と言っても過言ではありません。それをしっかりと見極めてフィットする馬をピックアップするのが、私、棟広　良隆の『激走レンジ＜range＞』の考え方です。

エイシンヒカリは、イスパーン賞の後にジャスタウェイに次ぐ世界ランク１位の評価を得ていただけに、残念です……。
この秋は凱旋門賞への出走に意欲を見せていましたが、どうなるでしょうか。
また、ダービーを制した３歳馬のマカヒキも、前哨戦もフランスで走って凱旋門賞を狙うローテーションが発表されました。
昨年のダービー馬であるドゥラメンテも凱旋門賞に出走しますし、日本馬の海外での活躍は一層活発になってきています。
ＪＲＡが海外のレースの馬券を発売する第１弾が、この凱旋門賞になるのでしょうか。発表が楽しみです。