ディープブリランテ産駒の活躍

こんにちは、むねひろ　よしたかです。
2016年度の新種牡馬としてデビューしたディープブリランテ。中央では既に９頭が勝ち上がり、全10勝を挙げています。意外だったのが、その全てが芝での勝ち鞍だと言うことです。
明日行われるデイリー杯２歳Ｓに挑戦する２戦２勝馬のディーパワンサ。戦績からはかなりの人気が予想されますが、今回の最大のポイントは京都の軽い芝です。
これまでの２連勝はともに重い芝の中京でのもの。初めて軽い芝を経験することになります。早い上がりタイムに対応出来るのかどうか。こればかりはやってみなければ分かりません。
ディープブリランテ産駒の勝ち馬の中には、リカビトスという馬が軽い芝で素晴らしい瞬発力を発揮して新馬勝ちを飾っています。
以下は、私が公式ＨＰ【ムネヒロネット】（http://munehiro.net/magazine.html）のメルマガで書いた回顧文です。

リカビトス
1000ｍ通過が64.1秒という超Ｓペース。スタートで後手を踏み、後方からの位置取りとなってしまったのは致命的な不利でした。しかし、上がり32.8秒という素晴らしい決め手を発揮し、0.3秒差を付けて快勝。非常に強い内容でした。重い芝・小回りコースなどの対応は鍵になりますが、軽い芝の瞬発力ならば一線級でも通用するでしょう。

同じディープブリランテ産駒でも、既に軽い芝をこなしている馬が出ているのは頼もしいところですが、もしディーパワンサが今回のデイリー杯２歳Ｓで軽い芝に対応出来ずに凡走したとしても、続く阪神フューチュリティーＳは重い芝に戻ります。人気を落としての一発を狙うのは穴馬券ではセオリー。こういう視点での有効な馬券戦術を私は専門にしております。

広尾サラブレッド倶楽部の募集馬の中では『スイートマカロン‘15』がディープブリランテ産駒です。
これまでの産駒のデストリーライズとゼロカラノキセキはともにダートで勝ち上がっていますが、ディープブリランテに父が替わって上記の産駒の傾向から芝でも大いに楽しみが持てそうです。今週段階で、現在の１番人気募集馬！母はこれまでの産駒２頭ともを勝ち上がらせていますし、この配合は楽しみですね！！

先週の日曜日、東京競馬場でＣ・ルメール騎手が10鞍に騎乗し、何と８勝をマーク！！
土曜日にも２勝しており、１週間で10勝。リーディングの戸崎騎手が未勝利だったこともあり、中央での勝ち星の差は一気に１つまで詰まりました。
騎乗機会10連続連対という新記録も樹立！とんでもない勢いを見せ付けてくれました！！
Ｃ・ルメール騎手は、驚くようなファインプレーこそ多くないもののそつのない競馬が持ち味。その安定性が勝ち星の量産に繋がっていると思います。前述のデイリー杯２歳Ｓのディーパワンサも彼が手綱を取ります。
一方、Ｍ・デムーロ騎手は、ここ一番での爆発力。ムラもある分、勝ち星はＣ・ルメール騎手には遅れを取りがちですが、大レースを狙っての大胆な騎乗は国内では他の追随を許しません。