新馬戦４レース中、２勝が新種牡馬！

こんにちは、むねひろ　よしたかです。
『ダービーからダービーへ』という言葉通り、先週から早くも次のダービーを目指して２歳新馬戦がスタートしています。
まだ４鞍しか行われていませんが、今年デビューした新種牡馬産駒が早くも２勝しました。
ノヴェリスト産駒・ロードカナロア産駒です。

ノヴェリスト産駒が勝った日曜日阪神５Ｒは、公式ＨＰ【ムネヒロネット】で以下のような分析をしました。

【日曜日】
＜阪神５Ｒ＞
10　ヴァイザー
600ｍ通過が33.7秒・1000ｍ通過が57.2秒というかなりのＨペース。デビュー戦でいきなりこのペースはそうそう経験出来るものではありません。それを３番手から抜け出す内容。センスがあります。良好な馬場レベルが下地にあったことは確かですが、走破時計の1.21.9も好時計。
新種牡馬ノヴェリスト産駒の初勝利となりました。流れが速かったことから、上がりは当然要して36.3秒。瞬発力勝負には課題を残しているので、そこをチェックする必要があります。
まだサンプルが１頭なので、これから先バラエティに富んだ様々な馬が出現してくるでしょうが、日本の時計の早い馬場でも結果を出せたことをとりあえず喜んで良いでしょう。
広尾サラブレッド倶楽部では、フェニーチェ’16がノヴェリスト産駒です。
https://www.hirootc.jp/sellhorses/view/10055/


もう１頭のロードカナロア産駒は東京千六を勝利。父は現役時千二のＧ１を５勝し、マイルの距離では安田記念の１勝のみですが、同馬だけでなく牧場での産駒の評価は千二よりも長くなりそうなものが多く見られています。
広尾サラブレッド倶楽部ではまだ募集馬がおりませんが、今秋の発表をお楽しみにお待ち下さい。（イミシンですね 笑）
エンパイアブルー休養明け叩き２戦目で順当に勝利。２年近い長い期間静養されていただけに、この勝利にはホッとしました。
しかし、私はハナ差辛勝のその勝ちっ振りには不満を持っています。もっと走れるはずです。レース後の浜中騎手もコメントしているように、昇級しても能力は通用するでしょうが、重いダートよりも軽いダートの方がベターであると考えています。膝の具合は気にはなりますが、問題ないのであれば是非芝にもトライしてもらいたいものです。

エンパイアブルーの妹である募集馬レイナグラシア（父ヘニーヒューズ）は、骨瘤がでかける以前は、動きの良さが目立っており、既に満口になっているパワーバンド（スイートマカロン‘15）よりも口数で売れていたぐらいでした。幸い骨瘤の程度も軽く、立ち上げも順調ですからここから一気に良化を示してくるでしょう。こちらの動きの変化にも注目してもらいたいと思います。ともあれ、姉が結果を出したことは喜ばしいことですよね。