これは力以外の何物でもありません

こんにちは、むねひろ　よしたかです。

先々週になりますが、ディメンシオンが勝利。瞬発力に秀でたところがあるだけに、道悪は何としても避けたかったところ。それだけに、週末の天気予報が変わり、雨が早くから降り始めての「重」発表では正直厳しいかと思いました。
しかし、結果はその不安を払拭してくれて見事に<１>着。これは力以外の何物でもありません。あの勝利で昇級しても通用する力があることを確認出来ました。次走は11月25日（土曜日）の東京千四が予定されています。距離を短くすると次また伸ばした際の折り合い面の心配と、より鋭い瞬発力を要求されるという２つの課題が生じますが、それをクリアしてもらいたいものです。楽しみです。

その弟であるディアローグ（父ハーツクライ）は、11月の入厩を藤原調教師は示唆しています。残160口と僅かになっています。

また、先週から始まった2016年産の募集ですが、サンデーローザ’16が早くも満口直前となっています。ご注意下さい。

ミルコ・デムーロ騎手の13歳年下の弟、クリスチャン・デムーロ騎手。

初めての日本での騎乗は、2011年。南関東での短期免許であったために船橋競馬場でした。当時は英語もままならなかったと聞いています。
確かに初めて会った2012年は、英語は話すのも書くのも覚束ない感じ。焼肉屋で『キムチ』・『ユッケ』と気に入った食べ物の言葉を覚えていました（笑）

その2012年からはＪＲＡで短期免許を取得し毎年のように来日。ただ、海外でより実績を積んでいるジョッキーの来日のために優先順位で短期免許のフル期間（３ヶ月）での騎乗は出来なくなっていました。
今回の短期免許取得は２年振りになりましたが、海外でのＧ１をはじめ大レースでの活躍が目立つようになり勝ち星も量産。今回は12月末までのフル期間の滞在が可能になりました。

その成長を示すかのように、サングレーザー・ベルーガと早々に重賞を２勝しています。
以前から巧い騎手ではありましたが、更なる大きなパワーアップを感じます。まだまだ勝ち星を伸ばしてくるでしょう。