い・な・な・き

早いもので、新年が明けてからもう１ヶ月が経過し２月に入りました。
暦の上では先週末には節分、そして立春を迎えた訳ですが、
まだまだ寒い日が続いています。厳寒期ということもあり、
関東地方では先週木曜日から金曜日にかけての積雪があったため、
首都圏の交通機関への影響が予想されていましたが、
一部を除いて大きな混乱には至らなかったようでひと安心。

ただ、先週土曜日の東京開催は積雪の影響で、馬場整備が困難な状況のため
障害レースが取り止めになったり、１レースの発走時間が１１時に
繰り下がったりと影響も出ました。
こうした際は競馬場に行くときでも、暖かい格好はもちろんのこと、
ホームページ等にて最新の開催情報をご確認いただければと思います。

さて、最新のニュースとしては、既に近況やブログ等で先にご案内しておりますが、
フェニーチェ’16（父ノヴェリスト）が先週金曜日に北海道から美浦トレセン近郊の
リバティホースナヴィゲイトに向けて出発したということでしょうか。

厩舎の方針もあるかとは思いますが、北海道から本州への移動は
近年早くなってきているようにも感じます。２歳戦の開始時期を考えると、
早い時期にトレセン近郊に移動しておくと選択肢が広がるということも
ありますが、確かにそうかもしれませんね。当クラブの明け２歳馬としては、
一番乗りの移動となりましたが、今後このような傾向が増えてくるのかもしれません。

このフェニーチェ’16（父ノヴェリスト）は当歳時から募集をしているのですが、
恵比寿牧場に在厩していた当歳～１歳時は本当に可愛らしく、ツアーに
参加された際には会員の皆さまからもとても可愛がられていました。
育成時に在厩していた吉澤ステーブルでも最初は大人しくて可愛らしい馬
だったようですが、その後、調教が進んで、一旦心身ともに疲れが出たようで、
少々カリカリすることもあったとか。ただ、年始から少しペースダウンをして
リフレッシュをして、徐々に自身を取り戻しつつあったこともあって、
本日晴れて移動することとなったようです。

母フェニーチェは引退レースで強い勝ち方をしましたので、
「もう少し現役を続けても」なんてご意見も頂戴した程でしたが、
予定通り引退し繁殖牝馬となり、子供が生まれて、そして、その子供が
もうトレセン近郊牧場に戻ってくるなんて早いものですね。
そこまで時間が経過したようにも思えないのですが、
本当にこの業界にいると、時間の経過が早く感じられます。
この分だと、気が付いたら、次は「入厩します」といった話にも
なりかねませんが、残口数も実数で表記されているように、
着実に残口数が少なくなってきている状況です。
牝馬で決して大柄な馬ではないようですが、軽快なフットワークの
持ち主のようにも見受けられますし、血統的には３代母には
あのダイナカールの名前もあります。

先週オフィシャルホームページ上にて最新画像、動画が更新されて
おりますので、まだご覧になられていない方はぜひご確認いただき、
ご検討いただければと思います。

フェニーチェ’16
牝2歳 鹿毛 2016.04.17生 浦河産　美浦・加藤征弘厩舎予定
父:ノヴェリスト 母:フェニーチェ （母の父:ファルブラヴ）
最新近況：https://www.hirootc.jp/sellhorses/view/10055/report/

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