先週末の中央競馬勝ち馬

先週末はダンカーク産駒のハッスルダンクが中山で行われた3歳１勝クラス（ダ1800ｍ）に勝利しました。直線入口で外に出すと一気に前をとらえて、その後も脚色を衰えず後続に４馬身差を付けての圧勝劇。重馬場とはいえ1.52.2の好時計を記録し、最速の決め手（上がり3F37.1）を発揮して未勝利からの連勝を達成しました。騎乗した杉原騎手からは、「どんな競馬もできる馬ですし、これからが楽しみ」というコメントも出ていますので、今後注目の存在となりそうですね。

ちなみに、昨年の同週の中山の３歳１勝クラス（ダ1800ｍ）ではペイシャエスが勝利していました。ペイシャエスはその後ユニコーンＳ（G3）を制し、ジャパンダートダービー（Jpn1）ではノットゥルノの2着となり、JBCクラシック（Jpn1）ではテーオーケインズの3着、名古屋グランプリ（Jpn2）を勝利し、重賞２勝目を挙げるなど一線級での活躍を見せています。現在募集中のダンカーク産駒の【残175口】ラズベリータイム’21にもぜひご注目いただければと思います。

さて、今週の出走馬は4/22（土）福島9Rのアリシアンと東京12Rのウィンダミア、4/23（日）福島2Rのカグヤと京都11Rキングエルメスの4頭となります。自己条件突破を目指すアリシアンとウィンダミア、勝ち上がりを目指すカグヤ、京都競馬場ではリニューアル後の初重賞となるマイラーズＣ（G2）に出走するキングエルメスと盛り沢山。中には課題の残る馬もおりますし、競馬で上手く結果に繋がらないこともありますが、陣営の工夫が実を結ぶことを願い応援をしたいと思います。みなさま、今週も熱い応援をいただければと思います。

先週末の中央競馬の勝ち馬（重賞は３着まで）のうち、21年産、22年産の募集馬の父（種牡馬）の産駒の活躍について調べてみました。ご参考になりましたら幸いです。

◆キズナ・・・デプロマトウショウ’21（※満口）、ミスペンバリー’ 21（※満口）
ロードトラスト（牡3）　4/15　阪神4R　3歳未勝利　ダ2000ｍ　1着
ビジン（牝4）　4/16　中山12R　サンシャインステークス（4歳以上3勝クラス）　芝2500ｍ　1着
リビアングラス（牡3）　4/16　阪神6R　3歳1勝クラス　芝2000ｍ　1着
フルール（牝3）　4/16　福島2R　3歳未勝利　芝2000ｍ　1着

◆サトノクラウン・・・パーフェクトラヴ’21（※満口）
タスティエーラ（牡3）　4/16　中山11R　皐月賞（G1）　芝2000ｍ　2着

◆ダンカーク・・・ラズベリータイム’21（※残175口）
ニットウライジン（牡3）　4/15　中山2R　3歳未勝利　ダ1800ｍ　1着
ハッスルダンク（牡3）　4/15　中山6R　3歳1勝クラス　ダ1800ｍ　1着

◆ヘニーヒューズ・・・サンライズシェル’21（※満口）
スクーバー（牡3）　4/16　中山5R　3歳1勝クラス　ダ1200ｍ　1着

◆ホッコータルマエ・・・ゼロカラノキセキ’21（※満口）
ニシノファンフェア（牡3）　4/15　中山4R　3歳未勝利　ダ1800ｍ　1着
ヒラリーステップ（牝3）　4/16　中山1R　3歳未勝利　ダ1800ｍ　1着
メイショウオーロラ（牝3）　4/16　阪神5R　3歳1勝クラス　ダ1800ｍ　1着

◆マジェスティックウォリアー・・・エンパイアブルー’21（※満口）
プロミストウォリア（牡6）　4/16　阪神11R　アンタレスステークス（G3）　ダ1800ｍ　1着

◆ミッキーアイル・・・スマートオランプ’ 22（※募集中）
アナゴサン（牡5）　4/16　阪神10R　立雲峡ステークス（4歳以上3勝クラス）　芝1600ｍ　1着

◆リアルスティール・・・フォーエヴァーユアーズ’ 21（※満口）、ストームハート’22（※募集中）
ナムララジベラ（牝3）　4/15　阪神5R　3歳未勝利　芝2000ｍ　1着

◆リオンディーズ・・・ベネディーレ’ 21（※残口わずか）
レッドバレンティア（牡3）　4/15　中山5R　3歳未勝利　芝1600ｍ　1着
メイショウピース（牝3）　4/15　阪神6R　3歳1勝クラス　ダ1200ｍ　1着

ラズベリータイム’ 21【残175口】
牝2歳 鹿毛 2021.02.24生 新ひだか産
父:ダンカーク 母:ラズベリータイム （母の父:フジキセキ）
美浦・田村康仁厩舎予定