先週末の中央競馬勝ち馬
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2019年産, 2020年産, JRAレース, レース結果 アスカビレン'20, ウインアルエット'20, エベーヌ, カイザーノヴァ, キョウエイカルラ'20, ゴッドシエル, サティアナ'20, ショウナンカラット’19, ショウナンタレント'19, ステラリード'19, ゼロカラノキセキ'19, ソヴールトウショウ'19, ベネディーレ'19, ミスペンバリー'19, ミンティエアー'20, レトロクラシック'19, レフィナーダ’19
今年に入ってからもディープインパクト産駒の勢いが止まらないようで、リーディング争いでは引き続きトップに君臨しています。意外にも今年の初勝利はダ1800mでの勝利でしたが、その後2つダートでの勝ち星を加えたものの、それ以外の23勝は全て芝で挙げたもの。2019年にの種付けはシーズン途中で種付けを中止し、種付頭数を24頭にとどめ、その後亡くなってしまったこともあって、2020年に生まれてきた数少ない産駒がラストクロップとなります。生産頭数が7頭、今のところ、血統登録頭数6頭という極僅かな世代で多勢を占めるまではいかなさそうですし、実質2019年産世代が最後の世代ということになるのかもしれませんね。
その2019年産は早ければ今年の夏以降にデビューすることになりますし、もうしばらくの間はそこまで大きく勢力図が変わらなさそうな気もしますが、キングカメハメハも亡くなっていることもあって、次にリーディングに立つのはどの馬なのか、今後を占う上でのカギとなりそうです。
順当でしたら、昨年のリーディング2位以降のロードカナロア、ハーツクライあたりが有力候補にはなりそうですが、キズナ、エピファネイアを始め、ドゥラメンテ、モーリスなども今後競走年齢に達する世代が増えるにつれて勢いを増してくるでしょうから、混沌としてきそうな感じもします。リーディングに立つためには大物を出すということももちろん必須条件ではありますが、混戦模様の中では条件を問わずオールマイティな活躍が見込めるというのも必要な要素なのでしょうし、特に未知数の新種牡馬はもう少し様子を窺っていく必要もありそうですね。
そんな訳で2018年産(現3歳)世代に絞ってリーディング争いをチェックしてみたのですが、今のところ、リーディングのディープインパクトを除くと、重賞勝ちのあるモーリス、キズナがそれぞれ2位、3位となっており、それにドゥラメンテ、エピファネイアが続く形。収得賞金はモーリスからドゥラメンテまではそこまで大差はなく混戦模様でしたので、イメージ通りといった感もありますが、クラシックシーズンに入ってからのオープン馬の活躍次第では順位が一気に変わる可能性もありそうですし、特に新種牡馬にとっては今後を占う上で重要なシーズンとも言えそうです。
今週末は注目のモーリス産駒、カイザーノヴァが共同通信杯(G3)に出走を予定しており、その他エベーヌ、ゴッドシエルも共に2戦目を迎えることとなります。偶然にも全レースを坂井瑠星騎手を背に臨むことになりますが、それぞれの良さが出ることを願いつつ、観戦したいと思います。ぜひ今週も応援のほど、よろしくお願いいたします。
先週末の中央競馬の勝ち馬(重賞は3着まで)のうち、19年産、20年産の募集馬の父(種牡馬)の産駒の活躍について調べてみました。ご参考になりましたら幸いです。
◆エイシンフラッシュ・・・レトロクラシック’19(※満口)
エイムアンドエンド(牡6) 2/6 東京10R テレビ山梨杯(4歳以上2勝クラス) 芝1400m 1着
ヒミノフラッシュ(牡3) 2/6 小倉1R 3歳未勝利 ダ1700m 1着
◆エピファネイア・・・ベネディーレ’19(※満口)、アスカビレン’20(※残口わずか)
ロワマージュ(牡4) 2/7 東京7R 4歳以上1勝クラス ダ1600m 1着
◆キズナ・・・ミスペンバリー’19(※満口)
グランスピード(牡4) 2/6 小倉11R 玄海特別(4歳以上2勝クラス) 芝1800m 1着
ローズボウル(牡3) 2/7 東京2R 3歳未勝利 ダ2100m 1着
ハンメルフェスト(牡4) 2/7 小倉8R 4歳以上1勝クラス ダ2400m 1着
◆キングカメハメハ・・・サティアナ’19(※満口)
サルファーコスモス(牝3) 2/6 中京10R エルフィンステークス(L) 芝1600m 1着
リーブルミノル(牡3) 2/7 中京5R 3歳未勝利 芝2200m 1着
◆パイロ・・・ソヴールトウショウ’19(※募集中)
メイショウヨシテル(牡3) 2/6 中京2R 3歳未勝利 ダ1400m 1着
ペイシャクレア(牝5) 2/6 小倉8R 4歳以上1勝クラス ダ1700m 1着
◆ブラックタイド(キタサンブラックの父)・・・ショウナンカラット’19(父キタサンブラック ※満口)
サクラカレント(牝3) 2/7 東京3R 3歳未勝利 ダ1600m 1着
ルヴァン(牡4) 2/7 小倉10R 波佐見特別(4歳以上1勝クラス) 芝1800m 1着
◆モーリス・・・ショウナンタレント’19(※満口)
スマートパサート(牝3) 2/7 中京3R 3歳未勝利 ダ1400m 1着
メモリーエフェクト(牡3) 2/7 中京6R メイクデビュー中京 芝1600m 1着
モズマンジロウ(牡3) 2/7 小倉7R 3歳未勝利 芝2000m 1着
◆ルーラーシップ・・・ウインアルエット’20(※募集中)
ビッグリボン(牝3) 2/7 小倉5R メイクデビュー小倉 芝2000m 1着
ゴットゴーゴー(牝3) 2/7 小倉6R 3歳未勝利 芝1200m 1着
ミアグア(牝6) 2/7 小倉9R 4歳以上1勝クラス 芝1200m 1着
ワールドウインズ(せん4) 2/7 小倉11R 関門橋ステークス(OP) 芝2000m 1着
◆ロードカナロア・・・ステラリード’19(※満口)、キョウエイカルラ’20(※残34口)
アースビヨンド(せん6) 2/6 東京8R 4歳以上1勝クラス ダ1300m 1着
ユウゲン(牡4) 2/7 中京7R 4歳以上1勝クラス ダ1900m 1着
リリーバレロ(牝6) 2/7 中京10R トリトンステークス(4歳以上3勝クラス) 芝1600m 1着
ロードカナロア産駒のアーモンドアイがジャパンカップ(G1)制覇し、年度代表馬・最優秀4歳以上牝馬に選出!
キョウエイカルラ’ 20【残34口】
父:ロードカナロア 母:キョウエイカルラ (母の父:アフリート)
牝1歳 栗毛 2020.05.02生 門別産
栗東・矢作芳人厩舎予定
父マジェスティックウォリアー産駒のハンディーズピークが2歳コースレコードで新馬勝ち。
年明けに早くも2勝目を挙げる。
レフィナーダ’19【残240口】
父:マジェスティックウォリアー 母:レフィナーダ (母の父:サンデーサイレンス)
牝2歳 黒鹿毛 2019.05.22生 新ひだか産
美浦・高柳瑞樹厩舎予定
エピファネイア産駒が3冠牝馬に輝く!
アスカビレン’20【残口わずか】
父:エピファネイア 母:アスカビレン (母の父:ブラックタイド)
牝1歳 栗毛 2020.04.06生 浦河産
栗東・池江泰寿厩舎予定
所属予定厩舎が「栗東・松永幹夫厩舎」になりました!
ウインアルエット’20【募集中】
父:ルーラーシップ 母:ウインアルエット (母の父:ダンスインザダーク)
牝1歳 鹿毛 2020.02.03生 浦河産
栗東・松永幹夫厩舎予定
所属予定厩舎が「栗東・須貝尚介厩舎」になりました!
ミンティエアー’20【募集中】
父:マジェスティックウォリアー 母:ミンティエアー (母の父:アグネスタキオン)
牡1歳 鹿毛 2020.02.09生 浦河産
栗東・須貝尚介厩舎予定
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