先週末の中央競馬勝ち馬

先週末の中央競馬の勝ち馬（重賞は３着まで）のうち、
募集馬の父（種牡馬）の産駒の活躍について調べてみました。

やはり、現在JRAリーディングサイアー2位のロードカナロア産駒の勝利数が
多い訳ですが、産駒の活躍は代表産駒アーモンドアイ等のイメージ通り
芝での活躍が目立ちます。

今年の２月にはオーストラリアでロードカナロア産駒のタガロアが
豪2歳G1ブルーダイヤモンドS（芝1200ｍ）に優勝と
海外でも活躍馬を輩出しましたし、3月には日本でダノンスマッシュが
オーシャンS（G3 芝1200ｍ)を、サートゥルナーリアが金鯱賞（G2 芝2000ｍ)
をそれぞれ重賞を制しています。

母系の良さを引き出すタイプのようですので、母系次第ではありますが、
産駒は２歳から活躍し、３歳から古馬になっても、短距離、中距離と異なる条件で
重賞勝ち馬を輩出しているように、圧倒的なスピードや瞬発力を活かすタイプが
多いように見受けられます。

その一方で、ダートでも4月にはコーラルS（Ｌ ダ1400ｍ）勝ち馬なども
出しているように、ダートのオープンクラスで実績を上げる産駒も出始めている
ところもポイントでしょうか。

現状、ダートは全体の勝利数の3割弱を占める程度の割合ではありますが、
その中でオープンクラスの勝ち馬を出しているということもありますからね。
ミッキーワイルド（プロキオンS G3２着）という存在もおりますし、
ダートでの重賞勝ち馬が誕生する日もそう遠くはないのかもしれません。

ただ、芝に比べると、ダートは組まれるレース条件がそこまで多くはないという
事情も多分にあるかとは思いますが、今のところ、JRAの競走においては、
ダ1900ｍを超える距離での勝ち馬はいないという点も覚えておきたいポイント
かと思います。

◆エピファネイア・・・ゴッドシエル（ゴッドフロアー’18　※満口）
リノキアナ（牝3）　4/25　京都5R　3歳未勝利　芝2000ｍ　1着

◆オルフェーヴル・・・ヴィジャーヤ（デプロマトウショウ’18　※満口）
ウシュバテソーロ（牡3）　4/26　東京3R　3歳未勝利　芝2400ｍ
ホウオウピースフル（牝3）　4/26　東京11R　フローラステークス（G2)　2着

◆キズナ・・・バスラットレオン（バスラットアマル’18　※満口）、
クエストフォーラヴ（クエストフォーワンダー’18　※募集中）
グランスピード（牡3）　4/25　あやめ賞（3歳1勝クラス）　芝1800ｍ　1着

◆キングカメハメハ・・・リナーシェ（ヴェイパー’18　※満口）
パンコミード（牡5）　4/25　京都12R　4歳以上2勝クラス　ダ1800ｍ　1着
エアロロノア（牡3）　4/26　京都5R　3歳未勝利　芝1800ｍ　1着

◆グランプリボス・・・カーディフ（ウェルシュステラ’18　※満口）
アスカノダイチ（牡4）　4/25　4歳以上1勝クラス　ダ1200ｍ　1着
イワネコゴシキ（牡4）　4/26　4歳以上1勝クラス　ダ1400ｍ　1着

◆スピルバーグ・・・キャットウォーク（スイートマカロン’18　※残170口）
レッドペルーシュ（牝3）　4/25　東京4R　3歳未勝利　芝2000ｍ　1着

◆メイショウサムソン・・・レディバウンティフル’19（※残70口）
ノブフランクリン（牝3）　4/26　京都3R　3歳未勝利　芝2000ｍ　1着
アテンフラワー（牝5）　4/26　福島12R　米沢特別（4歳以上2勝クラス）　芝1200ｍ　1着

◆ロードカナロア・・・ステラリード’19（※満口）
ヴィネット（牝3）　4/25　京都1R　3歳未勝利　ダ1800ｍ　1着
ホッコーアカツキ（牡3）　4/25　福島6R　3歳未勝利　ダ1700ｍ　1着
ヴィクターバローズ（牡3）　4/26　東京4R　3歳未勝利　芝1600ｍ　1着
カタナ（牡5）　4/26　東京10R　鎌倉ステークス（4歳以上3勝クラス）　ダ1400ｍ　1着

↓スピルバーグ産駒の
キャットウォーク（スイートマカロン’18）【残170口】
牡2歳 鹿毛 2018.03.19生 新ひだか産
父:スピルバーグ 母:スイートマカロン （母の父:Tale of the Cat）

↓メイショウサムソン産駒の
レディバウンティフル’19　【※残70口】
牡1歳 鹿毛 2019.04.30生 新ひだか産
父:メイショウサムソン 母:レディバウンティフル （母の父:Spectrum）